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カテゴリ:アメリカよもやま話
自分で言うのも何だが、私は安全運転な方だと思う。
なのに、この2年で3回チケットを切られ、2回お巡りに止められ、3回後をつけられた。トラフィックスクールも2回も行ったのだ。(だから全然説得力ありませんね) アメリカで免許を取ったのは10年前。8年間は無事故無違反、優良ドライバーの鏡だった。 なのに2年前の夏の日、突然スピード違反で捕まった。その道は35マイル制限が続いていて、ある1区画のみ25マイル制限、という公共のワナが張ってあるところだった。そこで植え込みに隠れていたバイクのポリスに、いたいけな私はあっけなく捕まってしまったのだった。165ドル。 どういうわけか、それを皮切りに私と警察の付き合いが濃厚になる。 去年の秋はまたもやスピーディング。しかも5マイルオーバー。132ドル。 そして暮れには、ライトのつけ忘れで3回目のチケット。日没直後の午後5時、ショッピングセンターから出てわずか3秒後に、ヘッドライトのつけ忘れで止められる。156ドル。 その他スクールだなんだで出費が多かった。本当に稼がせてあげたのだ。 他にもフリーウエイでは65マイル制限のところを70マイルで止められた。 これは警告ですんだ。 一度はカープール(相乗り)レーンを走っていて止められた。 これは2人以上車に乗っていないと走ってはいけないレーンなのだが、私の車には3人ちゃんと乗っていたのだ。中を確認して「Go ahead」とひとこと。 ゴーアヘッドじゃないよ、ほんとにもう(泣)。 後ろにピタリとポリスがついて走ってくるのはイヤなものだ。 何もしていないのに悪い事をしているような気にさせられる。 それもこの2年に2回ほどあった。 私のナンバープレートはブラックリストにのっているのか?? そして今夜、夕食後に明日の朝ご飯のためパンを買いに行った帰り。いつの間にか、私の後ろをピッタリくっついて走る車があるではないか。 ヘッドライトでよく見えないので、最初は変質者の車かと思った。もしずっと後をつけられるようだったらこのままポリス・ステーションに行こう。心臓がドキドキいってきた。家を知られてはまずい、遠回りしよう。 でもバックミラーをよく見てみると、車体の上に何か乗っかっている。 げっ。警察じゃないの。 どうして?どうして? ずっとゆっくり走っていたし、ライトもついているし、ストップサインでもちゃんと止まったし・・・パニックになった頭でいろいろ思い出そうとした。 私が何をしたっていうのよー。いーかげんにして。 最近の私は輪をかけて安全運転、のはずだ。いくら後ろからビービーならされようとも、制限速度を守るよい子の車である。フフ、いくらでも鳴らしたまえ。今度は君の番だよ、とほくそえんでいた。 なのに、そのよい子の私がつけられている。あー神様、どうか突然あの赤と青のライトがくるくる回り出しませんように。後ろから煌煌とライトを照らされて、辱めを受けませんように。ハンドルを握る手が汗ばんできた。 くっそー、このお巡り、早くあっちいけ!私の心臓はのどもとまでせりあがってきている。すると突然、フっとそのポリスカーは姿を消し、夜間も営業しているドーナツショップに入って行くのが見えた。 気のせいだったのか。でもどうしてあんな執拗にピタリとうしろについて、しばらくの間後ろを走っていたのか。偶然にしては長過ぎる。ドーナツやさんまでの道がヒマだったから、遊んだのか。おのれ警察、寿命が縮んだじゃないよー。(小心者の私) どう考えても最近の私は彼らに愛されている。おしりから警察専用フェロモンでもまき散らしているのだろうか。 次男が先日、公園であった人に話していた。「僕のブラザーは1年生だよ。僕はプレスクールに行ってるの。で、僕のママはね、時々トラフィックスクールに行くんだよ。」 おもいきり笑われてしまいました。 本日の献立: 野菜入りハンバーグ&きのこソース、じゃこご飯、スナックえんどう、湯葉と小松菜の煮浸し、昨日の残りの枝豆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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