シングル母のアメリカ暮らし

朝起きたら一面の霧だった。

夜寝るまで霧だった。

おわり。





という訳で、一日中、海に霧がかかっていて、
肌寒かった。

こんな日はゆっくりするに限るという事で、
コンプレックス内のプールに行った。

寒いけど、水は暖かいので
結構泳げた。

昼食の後は、買い出しに出かける。


街でただ一つの自然食料品を取り扱う店に行く。
同行の友人一家は食べ物にうるさいのでなかなか大変だ。
基本はすべてオーガニック。
いろいろな理由から、牛肉は食べない、とか
ジャンクももちろんなし、
添加物もダメ、
魚も養殖物などは避けている。

仲の良い一家だが、
ずっと一緒にこうして過ごすと食事のたびに気を使う。
なにしろ、うちは、すべてをオーガニックでまかなえる経済状態ではないのである。
なるべく、スプレーしてある苺やブドウをさけるとか、
牛乳、パン、たまごなどの基本的なものは
なるべくオーガニックにするとか心がけてはいるけど、
いつもいつもという訳にはいかない。

貧乏人はそこまで気にしちゃいられないのだ。

でも、大事なのは
なるべく色々な食品を新鮮なうちにおいしく食べるのが
一番と言う持論を信じて疑わない私は、
耳にはいってくる「怖い食品」の話を
すべて鵜呑みにしない事だと思っている。

みんな、健康だし、うち。
今のところは、だけど。


真剣に考えると、
食べるものなんかどんどんなくなっちゃう気がする。

午後はのんびりできた。
友人一家はまた早寝をしている。
ま、私も一人でのんびりできるのでありがたい。

明日は昼過ぎに、この海岸を離れ、
内陸部に向かう予定。

ハイキングが待っているのだ。