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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.07.25
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アメリカに暮らして10年になる。

今でこそだいぶ慣れたが最初の頃は驚きの連続だった。
何に驚いたって、「サービス」という点にたいしてだ。
日本で言う迅速、なんて言う言葉はてんであてにならない。


たとえば、水道が壊れたとする。
水が漏れまくっているので、元栓を締め、修理屋さんを呼んだ。
呼んだはいいが、「午前8時から午後4時のどこかで」なんていう
広範囲の予測をする。
そんな予測、幼稚園児だってできるじゃないか。
「もう少し、範囲せばまりませんか?」と聞くと、
「無理だね。今日は忙しいんだから」なんてつれない返事が返って来る。


以前に冷蔵庫を買った時もそうだ。
いつ配達されますか?と聞いたら
「4週間から、10週間後。」

何ですって!?

冷蔵庫が必要だから買っているのに、
なんで1ヶ月から2ヶ月半もかかるのか。
しかもその守備範囲の広さは何だ。
私は威丈高に、「そんなら買わない」と言った。
するとあわててじゃあ2週間から4週間で、と言い直す。
なんだよ、それ。(涙)

結局3週間かかった。
ところが冷蔵庫を運んできた配送会社のお兄さんが、
「あー、冷蔵庫、もってきたけど、でも受け取らない方がいいと思うんだ。」
というのだ。
「な、何で?!」とびっくりして聞き返したら、
「だってこれ壊れているんだよ、ほら。うしろに割れ目があるだろ。ここから冷気がもれるんだよ。」

そんなもん、持ってくんじゃねえ!

私の顔色を見て、配達係はあわてて続けた。
「いや、僕は最初から気がついてたから、やめた方がいいっていったんだけど、
会社の方が、大丈夫だ、持ってけって言うんだよね。まいったよ。」
この男、おおきな墓穴を掘った事に、全然気がついていない。
いちおう事前に教えてくれた事には感謝しよう。
だけどそんな会社、誰が信用するか!(喝)



とまあ、こんな調子であることが、本当に少なくないのだ。

子供の現像写真をスタジオに取りにいった時も
5分も待たされ、「どこにもないわね」と素っ気なく言われた。

私「ないって・・・先週撮った写真で、おとといには出来ている筈だけど」
店員「そうよ。もうできているの。でもないのよ。探したけどみつからないの。
ないものはないんだから、仕方ないわ。」
私「あのう、お金払っているんですけど」
店員「そうよ。だからもう1回撮って欲しいの」

この間、日本でなら必ず『申し訳ございません』のひとことが
口をついて出る筈だ。なのに絶対自分たちが悪いとは言わない。

私「あの、マネージャーを呼んで欲しいの」
店員「いいけど、誰が探したって一緒よ。見つからなかったんだから」

そしてでてきたマネージャーに事情を話し、もう1回だけ探してもらった。
1分もしないうちに、「I found it ! あったよー。」
私は思わず店員をにらみつけたが、彼女は満面の笑みを浮かべ、
「わあ、よかったわね。ラッキーね!!」

何を言っているのだ、この娘は。


本当に「ごめんなさい」という教育はなされていない人の多い事。


私が目撃した例でも・・・

人に車をぶつけて、「なんでそんなところに止まってるんだ!」と怒鳴る親父。
ここ駐車場なんですけど。

全然左右を見ずにいきなりドライブウェイに入ってきて、自転車に乗った人にぶつかり、自転車のおじさんが「オレを殺す気か?」とどなったら、
「あら、何ともなさそうじゃない」と笑ったご婦人。

注文の品を間違えまくって、「今日は疲れているからしょうがないのよ。ああ、人生最悪の日だわ」とのたまったウェイトレス。



アメリカ人の名誉にかけて言っておくが、もちろんそんな人ばかりではない。でも、日本だったらここで必ず「すみません、申し訳ありません」がでるんだろうな、という状況で「ええ?!」と叫んでしまうような応対をする人が多いのも事実だ。


訴訟社会とはいえ、そんな問題に発展するようなおそれのないことでも、
謝らない。謝ったら損をするとでも思っているようだ。


悪い事をしたら「ごめんなさい」
これは躾7か条の基本である。
(あとの6つは何?って突っ込まないでね)
息子たちにも、悪い事をしたらごめんなさいは
今後も徹底していくつもりである。
言い訳無用。日本男児は四の五の言ってはいけないのだ。


でも本当はアメリカ男児の彼ら。
「たらたらの言い訳上達法」なども指導しておかないと、
この国でちゃんと立ち回っていけるのか、ちょっと心配。



本日の献立:ターキーのハンバーガー照り焼き風味、卵焼き
ホウレン草とくるみのサラダ、ぶどう、アップルパイ





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Last updated  2004.07.26 00:55:18
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