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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.08.14
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カリフォルニアにはベジタリアンが多い。
息子の学校などは半数近くの家庭がベジタリアンだ。
ベジタリアンと一口にいっても、いろいろある。

肉や魚どころか卵や乳製品もとらず、
革製品も身につけないベーガンと呼ばれる人達から、
チキンや魚くらいはたまには食べるという人までさまざまである。

理由も宗教的、思想的なものから、ただ単に嫌い、とか
健康に良さそうだから、とかいろいろある。


偏見を承知で言わせてもらうと、
このベジタリアン指数が高い人ほど、
少々つき合いづらい面があるような気がする。
これに関しては「嫌い派」ではなく主に「思想派」が顕著だ。


ある家族は、友人主催のBBQパーティに招待され
「あなたは屠殺される時の、牛の気持を考えた事があるか」と書かれた
Tシャツを家族で着て現れたそうだ。
ベーガンのプロパガンダなのだろうが、
これから盛り上がって肉を食べようとしてた人々は
げんなりしてしまったようだ。


ベーガンには過去に何度も遭遇しているが、
かなりの人に、肉食というのがどれほど罪深い事なのか
ということを説いて回るタイプが多かった。

そして彼らは子供にも、肉は絶対食べさせない。
マクドナルドなどもってのほかだ。


ほとんど宗教の伝道のようだが、
やっぱりこれは大きなお世話だ。
確かに人は動物を殺してその肉を食べる。
魚も命あるものをとって食う。
でも言わせてもらえば畑の野菜だって米だって
命あるものには違いないと思うのだけど。


動物は食物連鎖の中で生きている。
そういう意味で必要以上の動物を殺し、無駄にしてしまう、
一部の先進国の人間は罪深いと思うけど、
自分のために命を落とした食べ物たちに感謝して
残さず食べるという姿勢を自分が守っていれば良いのかなと、
一人で納得している。


私自身は、肉も魚も大好き。そして野菜も好きだ。
どちらが欠けても寂しいと思うし、
栄養面でも不安が残る。


私の友人は20歳も年上の男性と結婚した。
その男性と初めて友人も交えて食事したとき、彼は言った。
「この人と出会うまで、僕は野菜と言ったら、
ポテトとコーンとグリンピースしか食べなかったんだよね」


言っておくが、それは野菜じゃない。


穀類なんです。


つまり彼は彼女に出会った45の歳まで、
ほとんど「野菜」というものを口にしていなかった、ということになる。
思い切り肉食の男だ。
あれから10年、未だに野菜はちょっぴりしか食べない彼。
でも彼はすごく健康だし、歳の割にスリムだ。


私は超デブのベジタリアンにもたくさん出会っているので
「菜食主義=細身」という図式はとうの昔にあたまから消え去った。
今は「菜食主義=少々気難しい」という
偏見に満ちた失礼な図式が出来上がっている。


ところで、私は肉魚をまったく口にしない日もある。
体が野菜を欲している日があるのだ。
そういう時にはベジタリアン・ナイトと称して、
思い切り野菜オンリーの料理を作る。
豆腐のクリームシチュー、コーンと白菜ときのこのチーズグラタン、
タマネギとネギとリークのキッシュ、ほうれんそうとチーズのオムレツ、
野菜スープに、焼き野菜のオリーブ油和え。
なかなかのボリュームなのだ。
いちど「マディソン群の橋」にでていた野菜のシチューも作ってみた。
パースニップは強烈だが、それ以外は美味しかった。


でも肉大好き。魚も大好き。
おいしいから。
誰に何を言われても、健康上の大きな理由がない限り、
私はベジタリアンにはなれないだろう。


でもベジタリアンに囲まれて
「私は肉が好きで好きで・・・」と何故か言えないあの雰囲気。
一体どうしてなんだろう。
どこか人の意識の中に
ベジタリアン=クールっていうのがあるのかな。
肉好き=クールって思う人、あんまりいないかも。



カリフォルニアには本当にベジタリアンが多いけど、
この広い広いアメリカでは
肉と穀類だけで一生を終える人って、
案外多いんだろうなあ。



本日の夕食:友人宅で持ちよりディナー
ポークスペアリブBBQ、パスタオムレツ、
じゃがいもとカリフラワーとソーセージのサラダ、野菜サラダ、ぶどう





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Last updated  2004.08.14 16:26:34
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