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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.08.21
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アメリカの夏休みは長い。
学校によって違うがほとんどの公立校で6月の2週目位から始まり、
8月の3週目くらいまで続く。

今週いっぱいで、あちこちで開催されていた
様々なサマーキャンプも終わりだ。
いくつか来週もやっているところもあるが、
人数も少ないし、値段も高かったりする。

このサマーキャンプとうものが、
フルタイムで働く親にとっては悩みの種なのだ。
まず第一に、値段が高い。
アメリカでは13歳以下の子供が一人で留守番したり
出かけたりしてはいけないので
どうしてもどこかへ預けなくてはならない。
で、毎週あちこちのキャンプに入れる。


このサマーキャンプ、形態もテーマも値段も様々だ。


アメリカへ来る前は、アメリカの子供たちは1週間くらい
バスにのってどこかの山奥へ出かけるものだと思っていたが、
そういうキャンプに子供たちを送り込んでいる家族は実は少ない。
地域や子供の歳によっても違うのかもしれないが、
すくなくとも、このへんではあまり聞かない。


ほとんどの主体は1日、もしくは半日のデイキャンプだ。
1日の場合、朝の9時頃から、4時頃まで、
働く親のために延長プログラムなどもあって
さらに料金が追加される。
このシステムを利用すると、料金は安いところで1週間150ドルくらい、
高いところだと350ドルくらいにもなる。
中には乗馬のキャンプ、半日プログラムで
1週間500ドル、なんていうのまである。
これはあくまでもカリフォルニアのベイエリア界隈の値段なので、
他地域はもっと安いのではないかと思うが、それにしても痛手だ。

ちなみにこの辺のフルタイムで働く親は
1ヶ月600ドルから1000ドル以上のキャンプ代を
一人の子供に費やしている事になる。

中には格安や無料のキャンプもある。
低所得者層の子供たちが対象だ。
私も調べて、送り込もうかと思ったが、
あまりにも場所が遠いのであきらめた。

で、私がこの夏は、子供たちを送り込んだのは
2種類のキャンプだ。
さいわい私は今は家で仕事をしているので
収入はとっても少ないが、時間は自由になる。

最初に子供たちが行ったのは
私たちが今住んでいるS市でやっているデイキャンプ。
市内在住者は割引になるので
朝の9時から午後の4時までで1週間ひとり107ドル。

基本的には公園で、大学生くらいの若者と
高校生くらいの子供たち総勢7、8名で3-40人の子供たちを見る。
昼はお弁当を持っていき、軽いスナックが提供される。
日によってテーマが違うが、基本的には公園内の
建物の中で、アートやクラフトのプロジェクトやゲームをやったり、
外でサッカーやバスケットボールをやったりする。


一日は遠足があり、スクールバスでどこかのテーマパークや、
博物館、動物園のようなところへでかける。
もう一日は市営プールにスクールバスででかける。
最後の日はキャンプがバーベキューを提供してくれるのだから、
なかなかお得なプログラムだと思う。



もう一つは長男だけが参加した、ネイチャーキャンプ。
彼のかよう学校がある市で所有している、
ネイチャープリザーブセンターで開催されるのだ。

これは値段も倍だし、時間は1日3時間と短いので
今までは参加しなかったが、今回1週間だけ奮発した。
1日はそこでのお泊まりがあるのだ。


最初の3日間は3時間だけのデイキャンプ。
木立の中を駆け巡り、はっぱや木の実を使ってのアートプロジェクト、
虫や動物の事を学んだり、山や川の生態を教えてもらったりする。


4日目がハイライトの「お泊まり」
夕食と翌日の朝食は提供される。
よるまでたっぷりと遊び、7時半からは特別プログラムがあって
家族はそれに招待される。
子供たちが即席ステージにたって歌を歌ったり、
少人数のグループに分かれて
スキット、と呼ばれる小さなコントをやるのだ。
けっこうこれが笑えた。リーダーたちの年齢層もやや高く、
中には大人も交じっている。

プログラムが終わって、子供たちは今夜何処で寝るのかを
見せてくれる。
レッドウッドの木立の中で、思い思いの場所にマットと寝袋を敷き、
友だちと枕を並べて寝るのだ。
これは楽しそうだな、と思った。

翌日息子に聞いたら、親が帰った後、
フラッシュライトを片手に追いかけっこをして遊んだり、
昼間皆で作ったボートにろうそくをともして池に浮かべたり
真っ暗闇の中散歩に出かけたり、と
とてもワクワクするような夜だったと言う。


ただあまりよく眠れなかったようで、昼間迎えにいった時、
ちょっと私の姿が見えなくなった、といって
シャクリあげて泣いたので、こりゃ相当疲れているな、と思った。


値段は高いがキャンプ自体はとってもよかったので、
毎年夏の最後のハイライトとして入れてあげようかなと思う。


夏の人気キャンプはすぐいっぱいになってしまうので
5月頃から、親は計画を立てて、あちこちのキャンプに
サインしなければならない。
何ヶ月も先の計画を立てる、ということ自体が
とても面倒なのだ。
でも、親にとっては少々出費の痛いこのキャンプ、
子供たちにとってはなかなか楽しい思い出になるようで、
毎年秋になると、それぞれが参加したキャンプの話や旅行の話に
しばらくの間、花が咲いたりしている。
うちの息子たちにとっては長い長い3ヶ月の休み、
こんな思い出も1回や2回、あっても良いかもしれないな、と思う。


夕べの献立;
チーズピザ、ラビオリのペストソース、すいか、煮豆の残り、ヨーグルト





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Last updated  2004.08.22 00:56:02
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