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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.09.24
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息子は毎週木曜日の夜にボーイスカウト、正確にはまだ年齢に達していないので
カブスカウトのミーティングに行っている。

毎週10-15人くらいの同じ年頃の男の子が集まって、
いろいろなアクティビティをおこなっている。
今までに私が参加して見学したのは、


ゴミのリサイクルの振り分け方

全盲の人と盲導犬をゲストに招いての交流会

鳥の巣箱作りと設置の仕方

縄の結び方

アメリカ国旗の扱い方
(ちなみに地面に絶対つけてはいけないと教えられた直後に、
うっかり落としておまけに踏んづけた長男。
周囲から悲鳴が上がっていた)

などなど。
ちなみにブックレットを与えられ、
そこに書かれている活動を一つでもした日には
親がサインをしてグループのリーダーに持っていく。


長男のグループは教会がバックアップになっているので、
全部が教会に所属している子ではないが、
ほとんどは毎日曜日に顔を合わせる子であり、
グループのリーダーも教会の人達だ。
一人はやや年配の元気のいい女性。
いつも真っ黒に日焼けしている60歳くらいの人。
もう一人のアシスタントを勤めている女性は
最近ともだちになった、私と同じくらいの人。
ちなみに彼女はちょっとデンゼル・ワシントンに似ててかっこいいのだ。
まだ本人に直接言った事はないが・・・。
それはともかく、長男は毎週のこのミーティングを楽しみにしている。
ま、おやつがでるという大きな魅力もあるのだけど。


アメリカでもこの活動に参加している子供たちは
そんなに多いわけではない。
すくなくとも、この地域ではあまり見かけない。
息子の友人関係でも息子の他に一人しかいないようだ。
習い事やスポーツで皆忙しいのだろう。
でもこのスカウト活動もとてもいい習い事のひとつだと思う。


地域の奉仕活動や、社会的な交流をとおして
さまざまな事を学べるのだ。
机上の勉強だけでは実感できない事の数々が
ここでは楽しみながら覚えていける。
ボランティアというものが重要視されるアメリカでは
このスカウトという活動はけっこう奨励されている。


ボランティアというのはいうまでもなく奉仕活動だ。
もちろん無償だし、誰かに褒めてもらいたくてやるものではない。
やるからエライということもない。
無理のない範囲で自分の出来る事をやるのがいいと思う。
どんなにわずかなことでも人の役に立ったと思えるのは気分がいい。


ところで日常、私たちが所属している団体は主に教会と学校だ。
両方ともコミュニティとしてはとても強い絆を誇っている。


教会では、スープキッチンや食べ物の寄付などの他、
老人ホームの慰問や、障害児施設への慰問、
低所得者層の生まれてくる赤ちゃんのためのブランケット作り、
ホームの子供たちへのクリスマスプレゼントなど
いろいろなことをしている。


学校のほうでもまた、
公園やビーチなどでのゴミ拾い、
缶詰などの寄付運動、老人ホームに手編みの毛布の寄付、
子供の施設への手作りおもちゃの寄付、
上級生による、貧しい子供たちのためのチュータリング(授業補佐)活動。


また夏休みのサマーキャンプの運営は、
ボランティアの高校生によるところの貢献が大きい。
社会の違いもあるが、少なくとも私が高校生の時分の日本では
バイト代もでないような活動に精を出したかどうか。
まあ、進学の内申に関わってくるようなら話は別だろうが。
実際こちらでもある程度の損得勘定はまったくないとは言えないが。
でも基本的には子供たちがこういう活動を通して
社会に貢献している、時分も社会の一員だと思える事は
素晴らしい事ではあると思っている。


うちの息子たちはお行儀も良いとは言えず、
ご挨拶もいつもきちんとできるわけでもなく、
人前で派手な兄弟喧嘩も繰り広げるし、
決して世間に胸をはって
「どうです?うちの子供たちは?」などと自慢できる材料にはならない。
母親自身、人様に自慢できるようなものではないので当然だ。


でも先日、公園で自転車を乗り回しながら、
目についた缶や空き瓶をそっと拾いあげては、
ゴミ箱に捨てて回っている長男を見て感心した。
少なくとも飲んだ空き缶をポイ捨てすることのない習慣が身に付いてくれれば、
それだけでも行った甲斐があると思っている。
こうしてひとつずつ、子供はいろんな事を覚えていくのだ。
できるだけ、その覚えていく事が、いい事であるように
親の方もつねに努力したいと思う。



本日の献立:
餃子、いんげんのニンニク炒め、豆腐とトマトと卵の中華炒め、
玄米ごはん、納豆





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Last updated  2004.09.24 13:11:54
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