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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.10.14
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恥を忍んで告白しよう。

私は今度、3回目のトラフィックスクールに行く。

カリフォルニア広しといえども
2年の間に3回もトラフィックスクールに行く人間は
そうそうたくさんはいまい。

しかも一応トラフィックスクールには一度行ったら
その後18ヶ月には行けないことになっているのだ。
なのに何故かまたしても行くことになった。

一度目はともかく、
二度目はトラフィックスクールの先生に相談したら、
いついつまでに手続きを済ませれば大丈夫と言われ、
今回の三回目は、裁判所の判事が行けと言ったのだ。
だから喜んで行くのである。

別にトラフィックスクールがそんなに楽しいわけではない。
でもこれに行かないと、ポイントが引かれて
保険料がどーんと跳ね上がってしまうのだ。
それを思えば、トラフィックスクールの一度や二度。(や三度)
ちょろいもんでござんす。


これを見て、私には関係ないわ、と笑ったあなた。

一昨年までは私もそうやって笑っていたのだ。

過去8年、私は駐車違反の切符すらもらったことはなかった。
自他ともに認める優良ドライバーだったのだ。
それがひょんなことからスピーディングチケットをもらい、
それを皮切りに立て続けにチケットをもらった。
どこにどんな落とし穴が潜んでいるのかわからない。
まして、いたるところにワナがしかけてあるのだ。
(としか思えない)


せっかくこんなに体をはって学んでいるのだから、
少し、皆さんにサービスしなくちゃ。
そこで、「カリフォルニアで違反切符をもらったら。」
あくまで、これは私の経験を元にしたものである。


まず、ポリスがいきなり後ろで
ピカピカライトを光らせ始めたら、
できるだけ、すみやかに、路肩によせて停め、静かに待つ。


そしてできるだけ、イノセントな顔をして、
考えられる限りの「善良な市民」を装う。
口答えやいいわけはなるべく後にして、
「なんでこんなことになっちゃったのかわからないけど、
とにかくお手数をかけて申し訳ない」
という態度で通す。


ちなみにトラフィックスクールでは
「Yes, Sir」「No, Sir」「Thank you, Sir」の3つの言葉だけ
使っていれば、難を逃れることも多い、と教わった。


これもトラフィックスクールで教わったことだが、
シリコンバレーにはあるとんでもない地域がある。
そこのポリスはいつも誰が今日はチケットを多く切ったか、という
楽しいゲームをしているので、簡単に捕まるそうだ。
2回のトラフィックスクールで、別々のインストラクターが同じ事を言った。
なので、皆さんにこっそりお教えしよう。
「シリコンバレーにきたら、ミル○タスは運転しないように」


ところで、どんなに泣きついても、意地悪ポリスにあたったら
無情にもチケットは切られる。
去年の暮れに私にチケットをくださりやがったポリスは
にっこり笑って「Happy Holidays」と言ったのだ。
温和な私にもムラムラと殺意がわき起こったほどだ。


チケットをいただいたあなたがすることはまず。


トラフィックコートに行く。
不服があっても何でもとにかく行く。
そして、おとなしく罰金なんか払わずに、
コートの申し立てをする。


すると「あっそ」とばかりに日時を指定してくれ、
おまけに無料で通訳もつけてくれるのだ。
もっともこれは当てにしない方がいい。
私がお願いした通訳は当日現れず、
判事に「他の日にしますか」と聞かれた際に
「だいたいはわかると思うんですけど、
もしなれない単語が聞き取れないと嫌だなあと思って」と答え、
「それだけ話せれば、通訳いらないでしょう」と笑われたことがあった。
私はヒアリングが苦手なのだ。
でもとにかくほかの言語の通訳はきちんと来ていたので、
運が良ければ通訳がつく。


だいたい一時に5、60人の「軽犯罪者」が裁かれる。
順番に名前を呼ばれたら、よっぽど不服でない限りは
「ギルティ(私は有罪です)」と言えばいいのだ。
それで、罰金はかなり安くなる。
おまけにトラフィックスクールに行けないはずの人でも
行けるという幸運が与えられるのだ。


ここで「ナット ギルティ(私は無罪だ)」などと言ってしまって、
次のトライアルを希望した場合。
よっぽど何か根拠があって勝つ自信がない限り、
あなたに勝ち目はない。
素直に認めなかったために、安くしてもらえるはずの罰金まで
要求額通りに払わなくてはならないのだ。


というわけで、安くしてもらった罰金を払い、
トラフィックスクールに行く。
そこで退屈を我慢して講習を受ける。
1回目は真面目に受けたが、2回目はすぐだったので
同じ内容だからつまらなかった。
私は一生懸命勉強している振りをして、
日本語で、次の2週間分の献立をたてたり、
仕事に必要な内容の事柄をメモったり、
いよいよやることがなくなったら、
山手線の駅名や、都道府県名、世界の国の名前、
等を書き出して、有意義な時間を過ごしたものだ。


これでスクールを受けたという認定さえもらえれば、
あとは気を抜かないよう。
くだらない凡ミスで、チケットを切られることのないように
慎重を重ねて運転しよう。


3回もトラフィックスクールに行く私に
言われたくないって?


ごもっともでございます。



本日の献立:
親子丼、ほうれん草のごま和え、いんげんのニンニク炒め、
豆腐とわかめのみそ汁





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Last updated  2004.10.14 12:22:19
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