513286 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

シングル母のアメリカ暮らし

シングル母のアメリカ暮らし

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

さく408

さく408

Favorite Blog

◎かなかな日記◎ kanavistaさん
◆ラテン旦那と大和撫… QT-hitomiさん
Fun Fun Fun しず0001さん
デモドリ娘の夏休み デモドリ娘さん
カイロいろいろ日記 ズゴッタさん

Comments

vhnqfmor@ viagra online dj fn viagra pills viagra generic <a hre…
ひろし@ Re:シュタイナー教育の疑問点(10/09) ≫けっっっ テリブル…!
http://buycialisky.com/@ Re:不憫な息子(05/04) cialis generika erfahrungen forumcialis…
http://viagraiy.com/@ Re:不憫な息子(05/04) viagra apresentacao preco <a href=&…
恵梨咲@ Re:祝 「かぐやひめ」無事出版の巻(02/28) 初めまして! 中3です。素敵な絵ですね!…

Freepage List

2004.10.21
XML
あまりにも赤裸々なタイトルだが、
どうしても他に思いつかなかったので、これにした。
秋の夜長にエッチな話を期待して来られた方、
残念ながら、時間を無駄にされては申し訳ないので
最初にお断りしておくことにしよう。

私が初めてラブホテルというところに入ったのは
かれこれ十何年も前の話だった。
かろうじてまだ「若い」と言われる年齢だった頃のこと。
私はN県に一人旅をした。
一人の時は民宿などに泊まることが多い。
行き当たりばったりに宿泊先を探すこともあるが、
宿の少ない場所、観光シーズンなどは事前に予約しておく。

N県の中でも修学旅行先として有名な寺のあるその町は、
実は意外にも宿の少ない町だった。
なので、何件かに電話しては満室だとかで断られた。
女性の一人旅だと敬遠する宿も少なくないのだ。
死んでくれと言われても自殺などする気の毛頭ない私。
「死んだりしませんから」などと言った日には
かえって敬遠されてしまう一人旅の悲しさだった。

とにかく、5軒目でやっと見つけたそのホテルは
「ビジネスホテルY」。
電話帳の広告によると
「女性の一人旅でも安心してお気軽に泊まれます。
清潔・低料金・家庭的なサービス」と謳ってある。
これだ。早速電話したら、二つ返事で予約を取ってくれた。

当日、一日歩き回って疲れた足を引きずり、
もらった住所を便りにそこにたどりついた。
「ホテルY」。
住所はここだ。
でもビジネスの文字が抜けている。

そんでもって、この駐車場入り口の
緑のピラピラは何?
これってもしかして・・・・ラブホテル?
私が予約したのは、ビジネスホテルだ。
間違いない。
女性の一人旅でも安心して泊まれる宿のはずだ。

緑のピラピラの隣には小さな電光の看板が。

「ホテルY
御休憩 2時間 0000円から
ご宿泊 1泊  0000円から
お気軽にお入り下さい」となっている

お気軽にったって。
とにかく電話してみよう。
私が電話した「ビジネスホテルY」の方はとても親切に
今どこにいるのか聞いてくれた。
私が今電話している通りの名を言うと、
「あらー。じゃ目の前よ。
看板が見えませんか」とおっしゃった。

じゃ、これじゃん。(滝汗)
何が悲しくてN県くんだりまで来て、
こんなとこ泊まらなきゃ行けないのだ。
しかし、ここを逃したら今夜は野宿だ。

野宿か。ラブホテルか。
この際、中に入ってみよう。中は全然想像と違うかもしれない。
思い切って案内されたホテルの中に入ってみた。
中は確かに全然違った。
想像したよりもすごかったのだ。

部屋までの廊下の壁は焦げ茶色。
薄暗い青い照明。
部屋は二間続きで、最初の部屋はテレビとちゃぶ台。
今時こんなテレビあるのかというような時代物。
お茶の用意は二人分。お菓子付き。
そしてふすまを開けると、
枕が二つ並べられた二人分のふとんに
真っ赤な裸電球が明々とついている・・・。

これの何処が
「女性の一人旅でも安心してお気軽に泊まれます。
清潔・低料金・家庭的なサービス」
なのだ。
こんな淫微な宿にどうして一人で泊まらなければならないのだ。(涙)
疲れたからだが一気に脱力してしまった。

照明が薄暗いので、持ってきた本を読んでも
すぐに目がつかれ、
布団に入って、赤い電球を消すと、見事に真っ暗。
仕方ないので隣室の明かりをつけたまま、
ふすまを半開きにする。
いちおうまだ「若い娘さん」であった私は、
そのうち隣室から世迷い事でも聞こえてくるんじゃないかと
不安と恐れと、ほーんのちょっぴりの期待を胸に
なかなか寝付けなかったが、いつのまにか朝を迎えた。

その宿は朝食付きになっていたが、
一体何処で食べるんだろうと思っていたら、
ホテルに隣接したドライブインのレストランで
食べることになっていた。

客もほとんどいないレストランで、
「こりゃ詐欺だよねえ」と思いながら、
悔しいような楽しいような複雑な気持で朝食を終え、
その町を後にした。

N方面へお出かけの方。
ビジネスホテルのうたい文句にはご注意ください。
といってもそのホテル、もうあるかどうかわからないけどね。



本日の献立
チキンとグリンピースのインドカレー、チャパティ
ほうれんそうのバター炒め





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.10.21 16:47:12
コメント(22) | コメントを書く
[旅とキャンプとアウトドア] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X