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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.10.28
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私の食料貯蔵庫が大変な事になってしまった。
各種食品であふれ返っているのだ。
キッチン中のキャビネットに押し込み、
ガレージの専用キャビネットもぎっしりである。

事の起こりはこうだ。
引っ越す前に行っていた教会に、あるプロスポーツ選手夫婦がいた。
まだ若く子供もいない、とても誠実な人柄の素敵な夫婦である。
私は彼がプロスポーツの選手だと知らずに
「大きいですねー。プロXXXXの選手みたい。」と言い、
「はっはっは。よく言われます。でも本当にそうなんですよ。」
と返されて、青くなった事がある。

その彼がよその土地のチームにこの夏移籍した。
奥さんは最近までひとりでここに残っていたのだが、
ようやく向こうに行く事になった。
彼女は私の友人Pと親しく、彼女に残っていた食品を全部置いていった。
引っ越し代を考えると、置いていった方がいいと判断したようだ。
友人Pは料理をしないし、一人暮らしなので、
「今からそっちに持っていってもいい?」と電話して、持ってきてくれた。

たいした量ではないと思ったのだ。
でも彼女が車に積み込んで運んできたのは、
大きめのダンボール5つにぎっしりと積み込まれた食品の山。

たとえば、
さまざまなパスタの袋・・・12袋
いろんな種類のココア・・・7缶
パンケーキミックス・・・4箱
タコスやパスタソースなど・・・18袋
小麦粉・・・特大3袋
缶詰類・・・約30缶

などと言った具合だ。
こんなのはほんの一部である。
調味料、シロップ類、穀類、粉類、ケーキやお菓子のミックス。etc・・・

半分以上は口が開いていたが、未開封のものもたくさんあった。
うちではとても使い切れないので、
缶詰類は、あとでフードドライブに寄付をし、
未開封の食品の一部は、シェルターに持っていく事にした。
それでもうちの食料貯蔵庫はパンク状態だ。


当分、生鮮食品以外は買わずにすみそうだし、
本当に有り難いと思う。経済的にも助かる。
でもなんだかなあ、とちょっと思ってしまった。

彼等は2人暮らしのはずだ。
ご主人はプロの選手だし、カラダも大きい。
量だって食べるだろう。
それにしても多すぎやしないか?という量である。
なぜ使いかけのココアが6缶もいるのだ?(ひとつ未開封)
なぜタコスのソースだけで5袋もあるのだ?
なぜコーンのかんづめだけで、12缶もある?


すべてのアメリカ人がそうではないが、
私の知る人は食品を半端じゃなく溜め込んでいる。
私もけっこうストックしておく方だと思うが、
同じ種類はそんなに重複していない。

でも知り合いのアメリカ人のパントリーを見てみると、
シリアルが20箱、だの
パスタが30袋、だの。
缶詰類がだーっと並んでいたり、
粉類がところ狭しと置かれていたり。

元義母のうちももれなくそうだ。
部屋の一つがパントリーになっている。
備え付けの棚に様々な食品が並べられている。
日本の田舎にあるような、小さな食料品店くらいになら負けていない。
そしてどでかい冷蔵庫がふたつ。
さらに独立した冷凍庫がひとつ。
その中に冷凍した肉、野菜、できあいの冷凍食品が
ぎっしりとつまっているのだ。
二人暮らしの老人が食べる量ではないのだ。

義姉のうちには、10本いりのジュースの箱100ケース。
(つまりジュース1000本)
シリアルの徳用箱50個。
などがガレージにおさめられてあった。
いくら子供が4人とはいえ、それだけ買い込んでくるところがすごい。


国も違うし、状況も違うし、こんなことを言っても仕方ないが、
まずしい国家や戦争中の国の人々、
被災地の人々、食糧難にあえぐ人たち。
この落差は何処から来るのかな。
私たちは本当にラッキーなんだと思う。
私の子供たちもほんとうにラッキーだ。
お腹をすかせる事もなく、暖かい布団で寝て、
健康にぬくぬくと育っている。
自分の子供が目の前でお腹をすかせて泣いていたら
いたたまれないだろうな。

そういう事を考えると、本当にアレが好き、コレが嫌なんて
言っていてはいけないんだよね。
今回頂いたものは、ありがたく使わせていただくとともに、
使い切れないほどの量を溜め込まないようにしないとな、
と考えていると、Pから電話があった。

「そうそう。冷蔵庫の中にもいーっぱいあるのよ。
忘れてたから、今度そっちに持っていくね。」

明日は冷蔵庫の整理をしておこう。


本日の献立:
鶏肉としいたけのおこわ、豆腐とわかめの味噌汁、
ブロッコリーのニンニク炒め、スナックえんどうのゆでたもの
息子が作ったタルト・タタン





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Last updated  2004.10.28 19:04:51
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