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カテゴリ:アメリカよもやま話
今日は日曜日。
普通のクリスチャンは安息日として日曜日は静かに過す。 が、今日はハロウィンだったので、特別日にした。 息子たちが呼んでしまったお友達を招いて、 ハロウィン・ディナーをとった。 メニューは、チーズピザ、ツナライスキャセロール、スプーキーエッグ(友人作・オードブル用エッグにオリーブの実で目玉に見立てたもの)、フルーツゼリー、パンプキンパイ。 子供たちはご飯もそこそこに、衣装に着替え、 かぼちゃのバケツを持って、近所を回ってきた。 実はわたしは、米のはいった壜を足の小指に落としてしまい、 真っ黒な血豆が出来ている。 痛くて歩けなかったので、元夫と友人夫に行ってもらい、 私と二人の友人母はのんびりお茶をしていた。 家の前にかぼちゃランタンを並べ、 缶詰の空き缶にろうそくを灯して家の前に点々と並べ、 きれいに飾り付けもしたのに、 うちは通りからちょっと奥まっているため、 目立たなかったようだ。 なんと二つのグループしか来なかったのだ。 アメリカに来て10年になるが、こんな事は初めてだ。 大量のキャンディが余ってしまったが、一体どうしたらいいのだ。 息子たちは戦利品を床にぶちまけて、中身を検証し始めた。 1時間も回っていなかったのに、この量だ。 これからしばらく「おやつはキャンディ食べていい?」攻撃が続くに違いない。 まあいいさ、ゴブリンがきて、毎晩少しずつ持っていってしまうのだから。 うちには毎年ゴブリンがハロウィンのキャンディを盗みにくる。 毎晩少しずつ持っていってしまうのだ。 だからキャンディは結構早くなくなる。 去年は、次男がガレージのランドリールームに隠して、 そこに雨が吹き込んだため、キャンディが濡れてしまった。 それを見た次男はゴブリンがキャンディの上におしっこしたと思い込み、 さめざめと泣いていた。 長男がなぐさめて次男にキャンディを分けてあげたのだ。 その夜を境にゴブリンは来なかった。(笑) 今年もまだゴブリンの存在を信じている子供たち。 でも長男が「今度の家には暖炉がないから、ゴブリンは来ないよ」と 次男に宣言していた。 さて、どうしたものか。 あんなにいっぱいのキャンディを食べさせてなるものか。(笑) それにしてもアメリカの子供たち。 バレンタインから始まって、イースター、ハロウィン、クリスマスと 大量のキャンディを与えられる。 それだけではない。誕生パーティなどにいくと、 ピニャータという遊びがあり、 上からぶら下がっているそれをたたき壊すと、 キャンディがドサドサ降ってくる。 うちではキャンディは買った事がない。 絶対に与えない、というのではなく 買わなくても1年中事足りるほどのキャンディがあるのだ。 友だちが帰り、歯を磨いてパジャマに着替え、 子供たちは本を読んでもらって眠りについた。 私は表へ出てランタンのキャンドルを吹き消し、 外も中も静かになった。 日記を書いて後は寝るだけだ。 いやいや、寝る前に神様に懺悔しなくっちゃ。 では皆様、ハッピーハロウィーン。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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