シングル母のアメリカ暮らし

１５年ぶりだろうか。
カラオケボックスに行って来た。


今夜、知り合いのお引っ越しの荷解きを手伝い、
ある程度終わったところで、
「そうだ。今からカラオケ行こうか」と言う事になった。
私は実はあまりカラオケが得意ではないが、
他の人達は大いに乗り気だし、
たまにはそういう事をしてみるのもいいかも、と思い
だいぶ夜も更けていたが
深夜２時まで営業の、その店に行った。


小さな小部屋が幾つかあって
そのうちの一つに通された。
飲み物や軽食を頼む事も出来るが、
お腹がいっぱいだった私たちはただ歌う事に専念した。


と言ってももともと邦楽をあまり聴かない私。
カラオケファンでもないし、
歌を歌うのが得意なわけでもない。
他の人がどんどんボタンを押して歌い始めるのを
ただ横目で眺めていたら
「ほら、あなたも何か歌いなさいよ。」と
分厚い本を手渡され、パラパラとめくっていた。


最近の歌なんてそれこそ全然知らないから、
昔何度かカラオケで歌った事のある曲を歌った。
恥ずかしいけど、ここは個室だし
他の人に聞かれたり見られる事もなく、
ただ声を出す事の気持よさ。
歌いながら、その当時の出来事や何かをふと思い出し、
とっても懐かしくなった。


行った時間が遅かったので、
１時間ほどでお開きにしたが、
思っていたよりもけっこう楽しい時間を過ごせたのだ。
「また行こうね」という他の人の声に
しっかりとうなずいていた私。
でも今度はもう少し新しい歌も歌えるようにしたいな、などと
ふと考えてしまう単純さが自分でもおかしい。


どうせ毎週金曜日の夜はヒマだから
どうせなら何か楽しい事して過ごしたいなと思うのだ。



本日の献立：
（知人宅へ差し入れ、皆で食べる）
自家製餃子、納豆炒飯、野菜の炒め物（先方の残り物で）