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カテゴリ:アメリカよもやま話
今夜は近所の教会で毎年やっているという、
大きなイベントに行って来た。 友人は毎年行っているそうなので、 一緒に連れて行ってもらったのだ。 イエスの降誕祭を劇仕立てにして祝うもので、 皆それなりの格好をしているし、 なかなか本格的なのだと言う。 行ってみて驚いた。 そこにはベツレヘムの街が出来上がっているのだ。 ベツレヘムの街の中には 何故かローマンソルジャー等も闊歩していて、 市民から税金の取り立てを行っている。 街の中には市場があって、 それぞれ古代のゲームやら、 ビーズのクラフト、鍛冶屋の実演、 当時の食べ物の紹介(干し魚、いちじく、なつめ等)、 パンの作り方、葡萄酒の作り方など、 その頃の生活を紹介してくれるブースがあって、 それぞれに楽しめる。 その群衆の中、ラバに乗ったマリアとヨセフがやって来る。 彼等は今夜の宿を探し、宿主には馬小屋しか空いていないと言われ、 見物客もろともゾロゾロと馬小屋方面へ。 そこでマリアはイエスを産み、ヨセフと話しているところへ、 次々と羊飼いらがお祝いに現れ、 そのうち東方からの3人の博士もそれぞれのお祝い品を携えてやって来る、 というお決まりの降誕劇ではあるのだが その演出がすごい。3人の博士などは鳴り物入りでやってくるのだ。 よくもまあこれだけの時間とお金をかけたものだと感心する。 最後に皆できよしこの夜を歌って幕を閉じるのだが、 そのあとでココアが振る舞われ、またひとしきり ベツレヘムの町で遊んでいけるようになっている。 劇は30分おきくらいに何回か繰り返された。 6時半について結局8時半頃まで遊んでいた。 入場料はしかも無料なのだ。 が、さすがにドネイションはさせてもらった。 子供たちも存分に楽しませてもらったようだ。 おおがかりな大道具、小道具もさることながら、 各ブースにいる人達も町をうろつく子供たちも 皆当時の衣装を着て、話し方まで変えるという懲りよう。 布教活動が一番の大きな理由だろうが、 本人たちも楽しんでやっているのだろうなあと思う。 この時期あちらこちらで降誕祭にちなんだ クリスマスの催しが行われる。 公立学校ではもう宗教的行事は出来ないようだが、 それでも多くのクリスチャンがいるアメリカでは こうした催しは後を絶つ事がないのだろう。 こころゆくまで遊んでココアのお代わりまで楽しんだ子供たち。 家に着くなり直行でベッドに潜り込んでしまった。 マリアの抱く赤ん坊(本物)を見て 「本当のベイビージーザスなの?」と目を丸くした次男は 自分も今は赤ちゃんのような顔をして熟睡している。 おやすみなさい。 本日の献立:焼き餃子、博多ラーメン+ゆでたまごと焼豚、ほうれんそう、 枝豆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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