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シングル母のアメリカ暮らし

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2005.01.12
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カテゴリ:カテゴリ未分類
まずは本日の自慢。


息子たち作のバースデイケーキ。


B Cake


ぱちぱちぱち。


ストロベリーが高かったのであり合わせフルーツになった。
見た目は妖怪のようだが、味はなかなかのもの。
今回はケーキミックスを使い、長男は一応箱のレシピ通りに作っていた。
あとは生クリームを泡立てて、ふたりで飾り付け。
奴らも成長したものよのう。(感慨)




その昔、私が初めてお菓子というものを作ったのは、
たぶんハウス・ゼリエース。
熱湯で溶いて冷やし固めるだけのもの。

それからプリン。
箱の写真にはプリンの上に生クリームがちょこんと絞ってあって、
さくらんぼが一粒のっていた。
それが何とも可愛く、贅沢に思えて憧れたものだ。

昔は粉末の生クリームパウダーのようなものがあって、
牛乳かなんかで溶いて泡立てるのだけど
なかなか泡立たなくて、思い切って片栗粉を入れたこともあった。
母がとろみをつけるのに使っていたので真似したのだ。
そんな浅はかな知恵は小学生ならではのもの。
この生クリームは当然ゴミ箱行き。(涙)


中学生になると、家でオーブントースターを買い、
簡単なクッキーくらいは作れるようになった。
とはいってもトースターなので、はしが焦げたり、
うまく焼けなかったり。それでもうれしかった。
なにしろ憧れのお菓子なのだ。


高校生になって、バイト代をため、
はじめてオーブンというものを買った。
それからはお菓子の本など買って来ていろいろ挑戦した。
ロールケーキ、クッキー、チーズケーキ、
チョコレートケーキ、アップルパイ。
でも妹がやがて高校生になり、ケーキ屋でバイトを始め、
毎日おいしい残り物ケーキをもって帰って来てくれたので
その時期はあまり作らなかった。
(この頃から家族の体重はうなぎのぼり)


当時はやっぱり若かったので
洋菓子の方がずっとお洒落に思えたし、
オーブンなしでも作れるのに、
まんじゅうだのきんつばだの、寒天だのは
どーにもこーにもばば臭くて嫌だった。


20代になって和菓子の美しさに惹かれ、
和菓子職人というものにも憧れたが、
実は和菓子を作るのは洋菓子なんかよりもずっと難しい事もわかった。
今も時間があったら、季節の練りきりなんかも作ってみたいと思う。
でももちろんお店で売っているもののようには美しくは作れない。


その他20代で凝ったものは、チョコレートトリュフ。
ブランデーやラムを効かせたョコレートクリームを作り、
ホワイト、セミスイート、ダークチョコレートなどでコーティングする。
チョコレートが固まらないうちに、
すみれの花の砂糖漬けなどで飾ったり、
上から細い線でチョコレートの模様を描いたり。
いろいろ並べるとあんまりきれいなので、
いつもバレンタインの義理チョコはこれだった。
(もちろん本命もね)


妹や友人の結婚式にはウェディングケーキも作らせてもらった。
2段重ねにして、ホワイトチョコと生クリームを混ぜたクリームで飾り、
白いバラやほんのり薄いピンクのバラ、かすみ草などで飾った。
我ながらそれなりにきれいにできたと思う。(お花のおかげ)
とはいえ、一生に一度の大切な式に、
シロウトにケーキを作らせてくれたTちゃんと妹には今も感謝している。


アメリカに住むようになって、
お菓子はずっと身近で実用的になった。
オーブンは大きいし、製菓材料も安い。
簡単にできるケーキミックスやマフィンミックス、
パイ皮なども安く売っている。


もちろん一から手作りの方が美味しいとは思うが、
手軽で重宝する事も多い。
きのう息子たちが作ってくれたケーキミックスなどは
特価品で一箱一ドルだったのだ。
直径30センチほどの大きなケーキも
材料費でいえば4-5ドルでできる。


前回パイの事を書いたときに紹介した
フレンチタイプの冷凍パイシート(なんと9枚入り$1.95)。
あれが今やなくてはならないものになった。
アップルパイその他のフルーツパイはもちろんのこと、
中にハムチーズをつめてはさんで焼いたり、
カレー粉やクミンで味付けした野菜や肉を入れるとサモサにもなる。
お正月明けに作ったのはこれ。


Cake


ミルフィーユ。


こんな面倒なものが作れるのも冷凍パイシートさまさまなのだ。
特にアメリカのお菓子は残念ながら甘すぎるものが多いので
自分で作った方が経済的にも健康的にも安心だし、
そして味覚的にも自分の舌に合わせられるのでいいと思う。
箱のケーキミックスでさえ、甘さ控えめの生クリームと一緒なら
それなりに美味しいのだ。
(アイシングはダメです、缶に入ったやつ、あれ激甘)


何でも手作りじゃなくちゃなんて思わない。
それなりに面倒だし、時間もかかる。
それにどんなに丹精込めても、
美味しい店のきれいなお菓子にはとうていかなわない。
プロはお金をとっているだけの事はあるのだ。
それでもお菓子だけは、焼いている時の
オーブンから流れ出すあのいい匂いがたまらない。


決して甘党とは言えないこの私が、
お菓子を作る事が好きなのは、
子供の頃からの憧れと、
焼けた時のオーブンからの甘い匂いに
しみじみと幸福感を感じるからなのだと思う。



本日の献立:ポークの白ワイン煮(クロックポットよ今夜もありがとう)、
エッグヌードル、野菜スープ、いんげんとポートベロマッシュルームのソテー
バースデイケーキの残り

1-11-05





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Last updated  2005.01.13 04:20:55
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