シングル母のアメリカ暮らし

昔から私は夜更かしが大好きだ。

お肌にも悪いし、健康にだって悪い。

でも夜遅く一人でしーんと本を読んだり
今ならネットで遊んだり、
昔ならぐじぐじと手紙や日記を書いたり、と
時間はいくらあっても足りないほど
夜中の時間は楽しいのだ。


今はほとんど飲んでいないが、
夜のお供はいつもコーヒーだった。
寝る前にコーヒーを入れて、ベッドに入り、
本を読みながらコーヒーを飲む。
眠くなったら電気を消して寝る。


コーヒーのカフェインのおかげで
布団の中でもんどりうって、なんて
経験した覚えはないのだ。

眠くさえならなければ、
明日仕事さえなければ、
いつまでだっていつまでだって起きていたい。


この私の性質は子供の頃からのものだ。

中学生になって、勉強を大義名分に
深夜放送を聞きながら夜更かしを始め、
高校生になったら夜遊びを始め、
大人になってもその体質はかわらない。


なんか早く寝ると損した気になる。


この性質はどうも長男に受け継がれたようだ。
うちは８時就寝という事になっているが、
それは私が一人の時間をより長く楽しみたい、
という下心もあっての事だ。
長男は本当はまだまだ起きて遊んでいたいのである。
本も読みたいし、
編み物もしたいし、
レゴでももっと遊びたいし、
アイロンビーズもたくさん作りたい。
いつも忙しい男なのだ。


そこへいくと次男は早く寝るし、たくさん寝る。
もうすぐ６歳の今でもたまに昼寝をする。
車に揺られると、疲れている時はあっという間に寝てしまう。
いまでもアフターケアなどに行くと、
帰りの車ではかならずご昇天だ。
この間は６時半に寝てしまって、朝の８時近くまで起きなかった。
夕飯も食べずにただただ眠る息子を見て、
こういうのは本当に体質なんだなあと思った。


私の妹がそうだ。
いつも眠いし、早く寝るし、何処でも寝る。
私には出来ない芸当だ。


今もこうして夜中の１時になろうとしているのに、
しかも明日はいつものごとく６時過ぎに起きて、
８時前には家を出なければいけないのに、
日記が終わったら本でも読んで寝るかなあ、なんて考えている。


早寝早起きの人とは結婚できないわねえ、と
当てもないのにボンヤリ考えながら、
今夜は昆布茶をすすっている。


ばばくさっ。



今夜の献立：玄米ごはん、玄米ふりかけ、春菊の白和え、鯖の塩焼き、
枝豆、いんげんのニンニク炒め、デザートにマンゴー