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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2005.11.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
元夫が私に離婚してくれと言い出したのは
3年前の5月のことだった。
その2ヶ月前の3月には、夏休みの計画を立てていたのだから
私にとっては晴天の霹靂だった。
そして実際に元夫が家を出て行くまでには4ヶ月もあり、
今思えばその4ヶ月はかなり苦痛を伴う日々だった。
何しろ、別れようとしている相手のために
今まで通り食事を作り、洗濯をし、
子供たちの前では普通に振る舞っていなければいけなかったのだ。


私は離婚したくはなかった。
今思えば、元夫に愛情を持っていたかどうかはわからないけど、
子供たちを複雑な家庭環境に置きたくなかった。
でも相手の心が離れてしまい、別れたいとなれば、
私には選択の余地はないのだ。
外国で、一人で子供を育てていく不安、
経済的なことに対する不安、
今までろくに働いていなかったのに、
子供を預けてどうしてやっていったらいいのだろうか、と
毎日悲観にくれ、目の前が、真っ暗だった。
何より辛かったのは、嫌なことがあったとき
支えになってくれていた元夫が、
その辛いことの元凶だったのだから、
もう頼るものはどこにもいない、という
喪失感でいっぱいだった。


夜になっても元夫は帰って来ない。
帰って来ても無言でベッドに入り、話しかけても来ない。
テレビを見たりする習慣もないし
本を読んだりビデオを見たりする気にもなれないので
夜な夜なネットサーフィンをしていた。

その頃、いろんな離婚関係のサイトに出入りし、
色々な人の話を読んだり、掲示板に自分も書き込んだりして、
その一瞬は慰められるような気もするのだが、
翌朝、かえってどんよりと落ち込んでしまうのだ。


そんな中でいつも慰めてくれるサイトがふたつあった。


ひとつめはサイトは節約上手でお料理上手なシングルママが
管理している人気サイト、シングルママの年間100万円貯蓄計画だ。

毎日の献立が写真入りで載り、
またおいしそうな節約レシピもたくさんある。
でも何より慰めになったのは節約術や献立ではなく、
彼女が二人の子供たちを抱えて、
毎日を楽しく、明るく過ごしているその姿だ。

ここの掲示板はどういうわけか何度か荒れて、
それでもその時の彼女のコメントや対処の仕方にも好感が持てた。
私よりはずっと若いひとだと思うのだけど、
随分聡明な女性だなあ、と感じる。

当時はこの世の終わりみたいに感じたいたけれど、
毎晩子供が寝た後にこのサイトをのぞいて、
自分を奮い立たせるのが日課となった。
彼女の暮らしぶり、子供たちがのびのび育つ姿、
毎日の献立で伺える、暖かい食卓の様子などに心うたれ、
毎日かならず訪れては、私もこんな風にやっていきたい、
やっていこう、と自分を鼓舞した。



もう一つはI love you, mommy
というカリフォルニア在住のシングルマザーのサイトで、
私も離婚手続きをいよいよ始めるという時に
ずいぶんこのサイトにお世話になった。

管理人さんは今はお忙しいようで、
ずっと更新もされていないようだが、
ここの掲示板を残してくださっているおかげで
主にアメリカ在住、またはアメリカ人と離婚される方が
相談事を書き込む事が出来ている。



私も1年半前にこのブログをはじめて、
シングルマザーの方や離婚を考えていらっしゃる方から
たまにメールやコメントなどをいただいたりする。
辛くて辛くてどうしたらいいかわからない、という方と
メールでお話しさせていただいたこともある。
シングルマザー、という言葉そのものに
疑問を感じると言うコメントをいただいたこともあるが、
私はやっぱり、シングルマザー、という言葉は
自分を叱咤激励するために使っている方も多いと思うので
「ここにもひとり仲間がいるよ」という気持で
このサイト名にそういう言葉を使ったのだ。


3年前、毎晩毎晩泣きながらシングルマザーのサイトを
徘徊していた自分を思い出すたびに
こんな情けないブログでも、
辛い夜のネットサーフィンに引っかかり、
およばずながらどなたかの
一瞬の慰めにでもなっていたら嬉しいなあと
ふと思ったりもするのだ。



本日の献立:ツナとコーンのドリア、野菜スープ、ブロッコリー







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Last updated  2005.11.13 14:38:52
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