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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2005.12.01
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今日、クリスマス・ツリーをだした。

私ははっきり言って、このニセものツリーは好きじゃない。
でもいくらこの太腕でも、私と子供だけで
あの重たいツリーを運び、たてるのはラクじゃない。
とはいえ、あの匂い、
爽やかな針葉樹の匂いがリビングルームに
ただよって、ツリーを眺めながら
静かにお茶を飲む、なんていうのは最高の贅沢だ。

アメリカでの最初のクリスマス・ツリー。
結婚式を2日後に控え、
日本から来てくれた妹と、当時2歳だった姪と、
初めて買った生木のクリスマス・ツリーに
クリスマスライトといくつかのお飾りを吊るした。
オーナメントもそんなになかったので、
色とりどりのセロファンに包まれた
キャンディを買って来て針金でぶら下げた。
ライトがセロファンに反射して結構きれいだった。

最初の何年かは毎年ツリーを買っていたものだ。
でも元夫が忙しいを理由に
なかなか木を買いにいけなかったある年、
セールになっていたアーティフィシャルのツリーを買った。
匂いも何もなく寂しかったけど、
ツリーを飾る事が出来たのは嬉しかった。
結局それ以来、毎年そのツリーを使っている。

今年も長男と次男と一緒に飾り付けをした。
ツリーの組み立てもほとんど彼等がやった。
一人でやっていた時は飾り付けに時間がかかったが、
今年はあっという間に終わってしまった。
こうして物事はラクになっていくのだ。(笑)

この時期の一番の幸せは、
子供が寝た後の静かなリビングルームで、
ツリーの灯りとキャンドルだけをともして、
一人でお茶を飲む事だ。
そんなとき、いつも子供の頃のことを思い出す。


母子家庭で育った私の家に、
よけいな出費は許されない.(笑)
それでも毎年必ず母はプレゼントをくれた。
クリスマス・イブは肉屋さんで売っている、
鶏のもも肉のローストチキン、
粉ふきいもとサラダ、スイートコーン。
そして必ず、お約束のクリスマスケーキ。
その辺のパン屋で売っている、ありきたりのやつでも、
クリスマスの一番の楽しみだった。
そのクリスマス・ケーキには
プラスチックの小さなツリーが必ずついていて、
それを大事に取っておいたものだ。

ある年のクリスマス、
同級生の女の子が「うちでクリスマス会をしようよ」と
私と、もう一人の友だちを呼んでくれた。
小さなプレゼント交換をしたり、
クッキーを食べたり、とても楽しかった。
その子の家には小さなツリーがあった。
今思えば、卓上の本当に小さなツリーだが、
電飾がついていてきれいだった。
薄暗くなって来て、3人でそのツリーのライトを眺めていたのだ。
「いつかうちにもこんなツリーが欲しいなあ」

結局私の家でツリーが飾られる事はなかった。

アメリカに来て、初めてクリスマスツリーを飾ったとき、
小さい頃の思いが叶ったなと思った。
クリスマスライトというのは、どうしてこんなふうに
切ないような気持にさせられるのだろう。
この時期は夜のドライブも楽しみの一つだ。
たくさんの家が思い思いに飾り立て、
中にはこちらが電気代を心配してしまうほどのすごいやつもある。

うちはどうせ外から見えないので、
ほとんどは家の中と窓辺。
それでもクリスマスツリーがあるというだけで、
この季節はとても心がはずむのだ。
ツリーのまわりで子供たちを隣に座らせ、
ココアを飲んでおしゃべりした。
幸せってこういうことなんだな、と思った。


今夜の夕飯:ケンタッキーフライドチキン(クーポン利用)、急ごしらえのシーザーサラダ





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Last updated  2005.12.01 14:17:00
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