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カテゴリ:アメリカよもやま話
楽天かぐやちゃんからいただいたこのバトン。
だいぶ経っちゃったんだけど許してね。 ではいってみます。 *1* 家族や血縁などを通して自分に関係のある国は? 日本、アメリカ *2* 今までで住んだことのある国は? 日本、アメリカ *3* 文化的マイノリティである自覚はありますか? 人の答えを読んでいた時、あると思っていたんだけど、 良ーく考えるとあまり意識して来なかったんだと思う。 住んでいるところにもよるのだと思うけど、 この辺は文化的マイノリティが多すぎて、 自分がマイノリティであるという自覚も薄れているような気もします。 でも中国や韓国も含めてオリエンタルということで、十把ひとからげにされている時などは、ああ、やはりマイノリティ文化なのだなあと思い知らされますね。 それから宗教的にもややマイノリティな方になると思うのですが、 これも然り。あまり意識してこなかったなあ。 *4* マイノリティで良かったと思うことは? あまり普段強い自覚を持っていないので、あまりないです。 日本人で良かったと思う事は多々ありますが、 それはマイノリティである事とは関係ないし。 ただ異文化を分かち合う経験というのはとても楽しいです。 自信を持って紹介できる素晴らしい文化を持っている事にも 誇りを感じます。(ってどこの国の人も皆そうなんだろうけどね。) *5* マイノリティって面倒だなぁ~って思うときって? うーん。 自分のバックグラウンドをいちいち説明しなければいけない時かなあ。 でもこれってアメリカ人同士でもやってるしね・・。 あ、いちいちはじめてのお客さんに「靴脱いでください」 って言わなくちゃいけないとき。 あといちいち名前を何度も聞き返されたりするとね、面倒だなって。 *6* 初対面の日本人には自分をどうやって紹介する? 日本語の名字を言う事が多いですね。その方が自然ですから。 でも友人の紹介で誰かにあう場合は もうすでにファーストネームで紹介されているので、 その場合はファーストネームです。 ビジネスの場合はもう100%日本語名です。 でもありふれた名字なので、すぐ忘れられちゃいますけど。(笑) *7* 初対面の外国人には自分をどうやって紹介する? 通常はファーストネームを名乗るだけです。 だいたい日本語の名前も私の元夫のラストネームも日本語の名字も、 他人にはどれがファーストネームかわからないようですし。(笑) 聞かれる事もあまりありませんけど、聞かれたら日本人だと答えます。 それまではいちいち自分からは言わないかなあ。 *8* 今まで住んだことあるとこ、または行ったことあるとこってどこ? 日本なら行った事のないところは 宮崎と大分をのぞく九州、 四国、中国地方、 青森、秋田、北海道。後はみんな行った。 ずっと住んでいたのは、果てしなく埼玉に近い東京。 海外はほとんど行ってないです。 香港、アイルランド、北アイルランド、イギリスくらい。 アメリカでは、DC、フィラデルフィア、メリーランド、 ニューヨーク、ユタ、ネバダ、オレゴン。 現在住んでいるのはカリフォルニアです。 *9* やっぱり自分はマイノリティだわ、と思うときってどんなとき? 人のうちに無意識に靴を脱いであがったのが私だけの時。 カニにバターじゃなくてポン酢を使いたいと思う時。 運転している人に道を譲られてうっかりお辞儀しちゃう時。 *10* 「マイノリティ」って誰のことだと思う? どの場に置いても絶対的多数に対して少数派である事。 人種に置き換えられる事が多いけれども、 宗教的なことや何を生活の信条としているか、 性的志向や政治的思考なども含められると思う。 *11* じゃあ、「マジョリティ」って? 絶対的多数。 日本にいれば私は人種的にマジョリティ。 宗教的にマイノリティ。 アメリカに住んでいる日本人として 日本側から見てもアメリカ側から見てもマイノリティでしょうね。 ただしアメリカにいれば・・・といっても アメリカのどこに住むかで大きく答えは違ってくると思いますね。 やはり保守的な土地のアメリカ白人の多いところでは アジア人の私は完全なマイノリティだし、 黒人の多い土地では彼等がマジョリティです。 アメリカ全土でといってもあまりにも広すぎて、 実際に住んでいる者としての実感で考えられる範囲では、 私はあまりマイノリティである事を感じません。 なぜならばいくら絶対数が少なくても、 マイノリティであることがマジョリティを圧倒するような そんな土地に住んでいるからです。 ちなみに長男のクラスでは外国生まれの親は1/3くらだけど、 (次男のところは1/4くらい) この界隈の公立に通わせている親によると、 この学区のほとんどの学校で外国人の親が過半数を超えています。 中には90%以上を占めている小学校もあるのです。 この学区内で言えば、アメリカ白人は完全なマイノリティです。 *12* 日本もこうだったらいいのにぃ~って思う時は? うーん。 年齢で行動が制限されてしまうところかな。 アメリカに来て良かったなと思う事のひとつは、 世代を超えて友人が出来る事。 今、友人付き合いをしている人の中には 私よりも一回り以上若い人もいれば、60代の人もいます。 私が日本に帰れない大きな理由のひとつでもある、 職業探しの年齢制限。 アメリカでもないとは言わないけれど、 「募集:35歳まで」などというのは公的に許されません。 年齢よりも能力、経験を重視する社会になってほしい。 *13* 日本は好き? それはもう、自分の国ですから。 どこに行っても私は日本人だし、 日本人である事に誇りをもっていますよ。 *14* マイノリティ以外の人と付き合ったり、結婚できると思う? こればっかりは相手がいないので何ともいえませんが、 相手が良ければそれは可能だというのが建前の意見ですが、 本音は難しいでしょうね。 私が結婚した相手はマジョリティのアメリカ白人ですが、 日本に6年も暮らし、日本語が堪能、というあたりで 彼はその枠からはずれてますしね。 仮にマジョリティでマイノリティの経験があったとしても、 その経験がたとえばアラブの国で生まれ育ったアメリカ白人、 だの、アフリカに住んでいたことがあるなどというのは 自分とはクロスしませんからやはり難しいでしょう。 白紙の状態で望むのであれば、 日本人>日系人>アジア系米国人>アジア人>その他 という希望順になっております。(笑) できるだけバックグラウンドは近い事が望ましいです。 ただし、絶対数を考えれば日本人の相手を捜すのは 私の年齢ではひじょおおおおおおおうに難しいので、 その場合臨機応変に考えます。(笑) *15* 最後に一言。 結局私はあまりマイノリティである事を意識してこなかったと思います。 でも意識しないで住んでいられたのだということを改めて感じます。 元夫実家のある町にいたらこうはいかなかったでしょう。 何しろスーパーで1週間ぶりに見かけたアジア人と お互い親しげに微笑みを交わしてしまったりするような土地ですから。 でもあまりマイノリティ、マジョリティという枠に捕われないで 暮らしていけたらいいと思っています。 というか、マイノリティであるという事がマイナスにならないように、 楽しめる方向でやって行けたらいいなあと思います。 *16* あなたのまわりでこのバトンをまわしたい人をどうぞ。 もうみんな回っちゃってるし。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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