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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2006.03.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日、日本から遊びに来ている友人とランチを食べた。
彼女は二年前に娘と一緒に帰国したシングルマザーであり、
今は過疎地で細々と仕事をしながら静かに暮らしている。


彼女の娘はもう13歳。
私はその子が5才の頃から知っているので、
彼女があと1年もすると高校生になってしまう事を知って
今更ながら驚いてしまった。
ずっと母子家庭で寄り添うように暮らして来た彼女達。
アメリカを去って日本に帰った時、
カタコトの日本語で苦労した彼女は、
今はもうすっかり日本の中学校になじんでいる。


決して豊かではないけれど、
フルタイムではなく、あくせくと働かないで暮らしていけるのは、
過疎地故のただ同然のような家賃の家と、
近所の人にいろいろお魚などをわけてもらっているからだそうだ。


私は高校生の頃からずっと働いて来た。
学生の頃はもちろんアルバイトだけど、
アルバイトすら切らした事はなかった。
転職も何回かしたけどいつもどういうわけか
退職した翌日から次の仕事に就いていた。


アメリカに来てからも何らかの形で
細々とではあるけれど働いていた。
フルタイムのお母さんになりたかったけど、
結局仕事をしている事も好きだったのだ。
基本的にはほとんど専業主婦であるのと変らないような
仕事時間と収入だったけど、
やっぱり少しでも働く事は楽しいなあと思った。
でもいちおう私のメインジョブは主婦だったので、
食事も作ったし掃除もしたし洗濯もした。
元夫にお弁当を作り、徹夜の日には夕食も届けた。


そのうち、元夫はどんどんオフィスにこもる時間が増え、
当時の私の状態はシングルマザーと変らないよなあと思っていたけど、
やっぱり気合いを入れて働かなくていい分、
それなりに楽をしていたと思う。
長男が6歳、次男が3歳になるまでそんな暮らしをしていた。


彼等が誕生日を迎えてまもなく、
元夫は離婚を切り出した。
最初のうちは、仕事どころではなく、
結婚生活を修復しようと必死だった。
カウンセリングにも通ったし、
元夫も出て行ったり、やり直そうと言ったり
振り回される日々だった。
今思えば、彼は今の新妻との関係に左右されてもいたようだけど。


「もうダメだなあ」と思ってから仕事を探さなくちゃと
真剣に思った。
最初から細々と続けていたデザインの仕事をするかたわら、
何でもいいからオープンに仕事を探した。
そのうち第二の仕事が舞い込んで来てそれを始め、
去年から収入を安定させるため、第三の仕事も加えた。


基本的に元夫はあと二年、配偶者手当を払う事になっている。
その後はチャイルドサポートのみだ。
今はどうにか生活していけるけれど、
あと二年経ったらこのままではかなりきついだろうと思う。
私は今、朝から晩まで働いているような気がする。
もちろん楽天だって更新する時間はあるわけだから(笑)
朝から晩まで働き詰めなわけではないのだけれど、
いつも時間に追われて焦っているような感じだ。


子供が学校から帰って来ても相手もしてやれない。
夕飯作って寝かせてほっと一息ついたら、
PCに向かう以外の事はほとんどしていない。
洗濯物はたまる一方だし、家の中はいつも雑然としている。
夕飯だって手抜きの日が多くなった。


これは私の望んでいた生活だったのだろうか。
子供との生活を安定させるために必死で働き、
肝心の子供との生活がおざなりになっている。
本当はもっと物価の安い土地に移りたいとも考えていたけれど、
それでは子供達が父親に会えなくなってしまう。
離婚してただでさえ父親との時間が制限されているのだ。
これ以上、あの子達からお父さんとの時間を奪いたくない。
そしてここは全米でも有数の家賃の高い土地なのだ。


そんな話をランチを食べながら友人としていた。
彼女は今回用事があってここに来ていたのだけど、
久しぶりだったのでどうしても会いたかった。
話を聞くと、過疎地での彼女の生活は
時間がゆったりと過ぎているような感じだった。
「うちの子ね、もう13歳だけど、
それでもお母さんがうちにいてくれて嬉しいって言ってた。
子供ってそんなものなんだね。」
私も子供の頃、父を亡くし母が外で働いていたのでよくわかる。
私が多分、外でフルタイムで働きたくないのは
そんな思いがあったからなのだと思う。
なんとか子供が学校を終える時間には迎えにいってやりたい。
そのために時間をやり繰りしていつも焦っている。


以前に心臓のテストを受けた結果は、
やはり多少リズムに問題があるとのことだったけれど、
ストレスが多分に原因しているのではないかという事だった。
そうなんだろうな。ストレスなんていつも慢性的にあるから、
ちっとも感じなくなってしまっていたけれど。


私はやっぱり働く事自体は好きなんだと思う。
仕事をして人から認めてもらえるのってとても嬉しいし、
高揚感もあるし。でもその分ストレスも大きいのだろう。
子供達が小さかった時、一緒にお人形を作ったり
折り紙をしたりお菓子を作ったり。
あんな事をしてあげられた母親としての時間は
もうほとんど残っていないのだ。
宿題すら見てあげられない、
恒例だった寝る前のお話だって毎晩はとても無理。
毎朝ドタバタと子供たちをせきたてて、
すぐにイライラと怒って。
こんなんじゃ仕事を続ける意味があるのかな、
なんてつい考えてしまう。


ま、意味があろうとなかろうと、
ご飯は食べていかなくちゃならないんだけどさ。
今、仕事を辞めるわけにはいかない。
それでも、生活のための仕事、キャリアのための仕事。
自分のために働くのか、家族のために働くのか。
そんなことをつらつらと考えてしまった。


やっぱりちょっと疲れているのかなあ。



本日の献立:豪華うな丼(冷凍の安いうなぎを蒸し器で蒸して、うなぎのたれをかけるだけ。料亭の味にも負けません。なんちゃって)
ゆで野菜のマヨネーズかけ。





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Last updated  2006.03.30 17:43:45
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