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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2006.04.23
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カテゴリ:カテゴリ未分類
だいぶ昔、「ノーと言えない日本人」という本が出たが、
確かに日本人というのはなかなかノーが言えないと思う。


何かを売りつけられそうになっても
その場ではっきりと「こんなものはいらない」と言いにくくて、
「絶対こんなものは買わないぞ」と思いつつ、
ちょっと興味のあるふりをし、
ちょっと考えるふりをしつつ、
すこーしずつ後ずさりながら、
さらに思わせぶりに「ちょっと考えてみます」
なんて言ってしまう事、
日本人ならけっこう経験のある人も多いのでは。
これってよく考えると、
相手の時間を無駄にしている事も多いのかもしれない。
ズバズバっと「いらねーよ」と言ってしまえれば、
相手も「あ、そう」と引き下がるかもしれないのだ。
そう思って「ノー」と言うと言い方が弱いのか
さらに突っ込まれる事もあるので厄介だ。


実は私は気が強そうに見えて、
わりと小心者であったりするのだ。
なかなか頼まれごとを断れない。
そんなわけで過去にいいように使われちゃった事なんて
もういっぱい、いっぱいあるのだ。



同僚をデートに行かせるためにバレンタインデーに残業しちゃったり、
遊びに行く先輩のために休日出勤しちゃったり、
浮気中の友人の男を見張るために、雨の中1時間も突っ立ってたり、
先輩の奥さんに呼び出され、大量の買い物袋を持たされ、
「ね、家に入る時これあなたの買い物だって事にして。怒られちゃうから」
などと使われてしまった事もある。(旦那が先に帰っていたのだ)
(ちなみに彼女は旦那の目を盗んで中身をしまい、
私は空の紙袋だけむなしく持って帰った)



嫌と言えなくて、ありとあらゆる宗教団体、
洗剤や健康食品などの販売団体、
果ては右翼のクリスマスパーティまで、
かたまりながら参加して、
やっとの思いで逃げ帰ったことも多々ある。


こっちに来て子供が出来てからは
友だちになったいわゆるママ友という奴に
けっこういいように使われてたこともある。
ひどい時は毎週、彼女の子供を迎えに行き、
家でご飯を食べさせたり(しかも献立まで指定)、
言われた場所まであちこちお連れしたりして、
さすがの私もようやく気がついた。
「なんで自分の子供の昼寝を邪魔してまで
よそのお子様の面倒を見なけりゃならないんだ?」
ちなみにその人は働いていたのだけど、
別にシングルママでもなく、
生活に困っていたわけでもなく、
ただ単に「エキストラのベビーシッター代をおさえたい」
という理由だったようだ。


今月もいろんなボランティアワークがあった。
引き受けた以上は文句を言うつもりもないし、
いいと思ったからやっているのであって、
やってて良かったと思う事もあるのだけど、
やっぱり「ノー」と言えない性格が災いしているなあと
感じる事も多い。


私は来る仕事はまず拒まない。
そんな悠長なことを言える身分ではないし、
どんな仕事でも頂けるだけ有り難いからだ。
とはいえ先日、ここから1時間離れたサンフランスシコでの仕事依頼があった。
ここから車で1時間、往復で2時間、
今は子供達が春休みだし、ベビーシッター代もかかる。
最近はガソリン代もバカ高いし、
サンフランシスコは駐車場代も高い。
計算すると、いくらも残らないではないか。
もうひとつの在宅仕事をやった方がはるかに実入りはいい。


ということで「大変申し訳ないんですけど」と言って
丁寧にお断りをした。
でもそのあと小一時間、とっても後味が悪かったのだ。
「ノー」ということは私にとってけっこう勇気のいる事なのだ。
何でもほいほい引き受けてばかり入られないけれど
「ノー」というよりは「イエス」と言った方が
気分がいい事が多い。
ま、それで激しく後悔する事も少なくはないんだけどね。



でもって今日、元夫から電話があった。
明日から奴は仕事で新妻と一緒にラスベガスに行くのだ。
(ちなみに来月は「仕事」でハワイに行く彼等。本当に仕事か?)

「あのさ、月曜日、忙しい?」
「別に。そんなに忙しくないよ」
「あのー、すごーく申し訳ないんですけど、お願いがあります。」
「何?」
「月曜日、ゴミの日なんだけど、外に出てるゴミ箱、中にしまってもらえる?」

「・・・・・・・」

「ダメ、かなあ?」

「・・・別にいいよ。」


私も時々元夫に頼み事をしているのだ。
仕方ない。
でも私の頼み事は子供がらみがほとんどだ。
ゴミの始末は頼んだ覚えはないぞー!!!


うーん、このままのこんな性格ではまずい。
将来押しの強い、いけすかない男にプロポーズされて、
断りきれずに一生泣き暮らす事になったらどうしよう。
ま、そんな心配はないけどね。
どうせおばあちゃんだから、アタシ。(いじいじ)





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Last updated  2006.04.23 13:03:24
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