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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2006.12.25
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ジャスミンちゃんの日記を読んでいて思ったことだけど、
確かによく考えてみると、
サンタクロースというのは胡散臭い存在だ。

ホッホッホーなどといいながら、
一晩のうちに世界中の子供の家にのっそり上がり込み、
ミルクやクッキーを適当にかじりまくる。
枕もとにプレゼントだったり、
ツリーの下だったり、細かいところでつじつまが合わないから、
子供は成長とともに疑問を持ち始め、
「お母さん、サンタは本当にいるの?」
などというストレートな質問を親にぶつける。
まあ大きい子だったら、親もその場でカミングアウトするのだが、
その下に幼いチビっ子がいたりすると、
親はそのつじつまあわせに苦しい言い訳をしたりする。
子供はますますオトナ不信に陥るのだ。


そのうち小学校などで
「サンタクロースなんてものはいないんだ」
などと公言する子供が出回り始め、
今まで疑問も持たずに純粋に信じていた子供達を
奈落の底に突き落とす。


だいたい小学校の3-4年生当たりが限界だろうか。
「ああ、うちの子はまだ信じていますよ」という親も多いが、
恐らくそのほとんどは「本当は知っているけど、それを言っちゃうと
プレゼントがもらえなくなる」という子供がその恐怖心から、
「ママー、今年もサンタさん来てくれるかなあ」と可愛く甘え、
いつまでも信じている振りを続けているのだ。
子供というのは案外あざといものである。


うちの長男は2年前にクラスの友人によって、
サンタの真実を突きつけられ、大打撃を受けた。
かわいそうにその友人はサンタを信じていたのに、
ひょんなことから疑問を持ち、
それを知った母親が「サンタはいない」と公言したのだ。
疑問はもったもののまだ信じていたかった彼は、
「皆が嘘をついて自分を騙していた」という事実に
愕然とし発狂寸前となり、
まわりの奴らを巻き添えにしてやろうと企んだようだ。


それはクラスの遠足の際に私の車に5人の子供が
同乗した際の、あっという間の出来事だった。
その子供が「この中でサンタクロースを信じている人!!」と叫び
彼以外の全員が「はーい」と手をあげているのに
「そんなものはこの世のどこにもいない」と声高に宣言したのだ。
車内は水を打ったようにしーんとなり、
涙目になってしまった子もいた。
その後のフォローが大変だったのだ。


息子はその晩「ママ、サンタは本当にいないんだよね」
と聞いて来たので「うん、本当はね・・・・」と
本当のことを教えてあげようとしたら、
息子の目の奥が、悲しげになったのを見て、
「ママにもわからない。でもプレゼントがくるのは本当。
信じていれば、きっと来るよ。
ママはサンタさんはちゃんといると思う。」
と言ってしまった。
信じてたっていいじゃないか、と思った。
大人が信じていれば、嘘をつくことにはならない。


ところが去年の教会のクリスマスパーティに来た
教会の人が化けたサンタクロースがあまりにも若く、
「ばかやろー。こんな20代くらいの男を使ってどうする。
サンタはおじいさんなんだぞ」と脱力してしまった。
息子達もびっくりし次男などは真剣に
「あの人はにせものだ」などと言いだしたので
「あれはね、サンタのお手伝い。
サンタは忙しいからね、世界中にアシスタントがいるんだよ」
とつい言ってしまった。


どうせやるならもう少し慎重にやってほしいものだ。


サンタに関してはあまりにも地域差、家庭差がありまくりすぎるので、
どうせなら、世界中で、サンタを存在させる家庭に流布させる、
「サンタクロースに関する取り扱い要項」などの基準が欲しいものだ。
例えば、
*暖炉から入ってくることになっているが、燃えている場合はどうするか。
*暖炉がない家は玄関の鍵の問題をどうするのか。
*靴は脱ぐのか脱がないのか。
*置いておくプレゼントはラッピングするのかしないのか。
*枕元かツリーの下か。
*トリートはココアなのかミルクなのか。
*トナカイににんじんをあげるのかあげないのか。
ざっと疑問点をあげただけでもこれだけある。

そして小学校の性教育のように
事実を知らせるのは何歳のときにするか。
最初からサンタクロースというアイディアに賛同しない家庭の子供達は、
守秘義務をあたえなくてはいけない、とか。


こんな馬鹿馬鹿しいことを真剣に考えなくてはいけないほど、
この時期の親はつじつまあわせに苦労しているという事だ。



ちなみにうちの長男は信じている振りをしているが、
おそらくいないだろうと感づいているに違いない。
でもそう口にすることでプレゼントが減ることを恐れていると
母親のわたくしはニランでいる。
ちなみに彼は今年、親を試そうと、サンタへの手紙を書いたあと、
私に見せずに封をしてしまい、家のポストに入れてしまった。
私は彼が学校へ行ったあとにこっそり父親の住所を書き加え、
そこに手紙が行くように仕組んだとも知らずに。
次男は多分、まだ何も考えず、サンタが単純にプレゼントを
くれると信じているようだが、
祖父母宅にいることをどうやってサンタに知らせるか心配していた。
こいつも時間の問題だろう。



サンタクロースというのは
小学校低学年以下の子供を持つ親に取って、
毎年多かれ少なかれ面倒を与えてくれる存在なのだ。


では全国の父兄の皆さん、頑張ってください。
メリークリスマス。
HoHoHo!





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Last updated  2006.12.25 10:36:56
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