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テーマ:日々の食事を見直そう!(635)
カテゴリ:食べてばっかり
自分でも思うが、私は時々やることが極端だと、
妹に言われることがある。 最近、アトピーに悩まされ気味の息子の食事を見直すため、 この数日いろいろと考えた。 あ、悩まされているのは本人ではなく、 その部分が「痛そう」「かゆそう」と思う親の方だが。 で、アトピーにもいいと言われる玄米菜食やら マクロビオティックなどのサイトもいろいろ見てみた。 確かに理論的にはいいと思うのだけど、 ちょっと現実にはかなり無理があって、 私には長続きさせる自信が、もう全然なし。 もともと白米よりは玄米を食べているし、 白いパンやパスタよりは全粒粉、 あわ・ひえなど鳥餌系も食す我が家だけれど、 副食方面においては、菜食からはほど遠い。 なーんてそんなことをつらつら考えながら、 いろんなサイトのレシピ集を見ていたら、 だんだん無性にお袋関係のご飯が食べたくなった。 ちょうど「オカンとボクと-」の映画封切りニュースを あちこちで目にしたことも無関係ではないだろう。 それにお袋料理と言えば、そのまま菜食につながるものも多い。 よし。 元夫が夕べからラスベガスに出張で、 ホントに仕事なのかやや疑わしいところだが、 (だって週末だし) 子供も夕方には帰ってくるし、 午後はなんだか料理熱が何ヶ月ぶりかにぶりかえした。 ひさしぶりに、ほったらかしだった食品貯蔵庫をひっくり返し、 乾物を探し当て、冷蔵庫の野菜を外に出し、 あとは午後中、台所仕事に専念した。 子供達が夕飯に帰って来た。 「ただいまー。今日のご飯、なに?」 「おかえりー。今日はママ、たっくさんいろんなもの作ったよ。ほら。」 2人の息子はテーブルの前で無言になっていた。 きんぴらごぼう ひじきの煮物 大根の浅漬け れんこんのきんぴら ほうれんそうのおひたし イワシの丸干し 根菜と豆腐のけんちん汁 雑穀ごはん。 どこに出しても恥ずかしくないほど立派な ニッポンのおかあさんの献立だ。 つーか、おばあさんの献立と言ってもいいだろう。 なのに子供達は終始無言で部屋に行ってしまった。 うーん、アメリカ育ちの、食べ盛りの小学生に この伝統食は少々厳しかったかもしれない。 しかし、このうえ、奴らの好物を作る気もないので、 こんな時の味方、納豆にお出まし頂いた。 納豆ごはんをもそもそ食べつつ、 「ちょっとずつでも口に入れなさい」と お皿に入れられるおかずを嫌々食べながら、 母の「デザートに苺ムースがあるよ」という言葉だけを励みに 息子達はジャパニーズ・トラディショナル・ディナーを終えた。 そして先ほど、昼ご飯にチーズと豆のトルティヤ(大好物)を うれしそうに食べてた子供達。 「ねーママ、今日の夕飯はきれいな色がいいな」 え? 「茶色とか黒いのばかりじゃなくて。」 ・・・というわけで、今夜の献立は酢豚に決定しました。 ふん、思い切りカラフルにいろんなもの入れてやるからな。 野菜とか野菜とか野菜とか。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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