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シングル母のアメリカ暮らし

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2007.04.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
料理というのはセンスだな、とつくづく思う。


取りあえず、自分のことは思い切り棚に置いておいて(爆)


絶対にここを覗かれる可能性がないので
今日は思い切りいいたいことを言ってしまうが、
たまには本音もいいものだ。
ふふん。



私はたいていの事では驚かない。
それから私はあまり「おいしい」「まずい」と
批判めいたことを言うのも好きじゃないので、
こういう事を口にするのは非常にはばかられるのだが、
でも言っちゃう。



ある日本在住の知り合いは、缶詰のミートソースを鍋で温めている間、
ゆであがったスパゲティを湯の中に放置していた。
私がおそるおそる「できてるみたいだよ、ざるにあげないの?」
と聞くと、「え?だって冷めちゃうじゃん」と言い放った。
あそこまでふくよかに肥大したパスタは
二言めには「アルデンテ」といちいち口にする日本人の、
イタリア追従の常識をくつがえしていた。

ちなみに彼女の作ってくれるものはいつもユニークだ。
「早い安い味はどうでもいい」という料理信条を持つ彼女が
お昼に作ってくれたインスタントラーメンは、
粉々の雑炊状態で、もはやラーメンとはいえないものを
スプーンでおいしくいただいた。(涙)



ある台湾人の友だちが作ってくれたミートローフ。
それまで世の中に、本当にまずくて食べられないものなんて
現実にはそうそうないと思っていた。
私は飲み込むことすらできないほど凄い、あんな味に
今まで出会ったことはない(ごめん・涙)。
彼女の旦那も「ああ、今日はもうお腹がいっぱい」と言いながら、
ほとんど手を付けていなかった。
素晴らしい旦那だ。
ある意味、感動的なほど凄い味だったので、
私は是非、レシピを知りたい気もしたが、やはりやめた。
この彼女もいつも個性的な味付けで私を驚かせてくれる。
なるほど、ご主人が「大の外食好き」なのも、わからないでもない。



アメリカ人の義姉、B。
言語道断。
ひき肉のパックをそのままフライパンにひっくり返し、
四角いまま味付けもせずに焼いて、皿に四角いまま盛る。
炊いたごはんにストロベリーソース。
冷凍野菜をそのままチンして皿にあける。
もしくは缶詰のいんげんがどさっとそのまま出てくる。
人様に料理していただいてこんなことを言うのは
(あえてそれを料理を言うならば)
いくら何でもひどいと思われるかもしれないが、
はっきり言って「今日はピザを頼む」と聞くと
私は心の中で小躍りしてしまうぞ。
ちなみに彼女は料理が嫌いなのでセンス以前の問題だ。
最後に訪れた時はお昼に缶詰のマカロニや
スパゲティをずらりと並べて「好きなの、食べてね」



そこへいくと、料理のセンスがいい人は、
いつでもどんな簡単なものでも非常に美味しかったりする。



ポルトガル人の菜食人C。
彼女も自分ではあまり料理が好きじゃない、という。
自称学習障害なので、二つのことを同時にできない。
私も何度も目撃しているが、おしゃべりを始めると、
包丁を持つ手が止まってしまう。
私が見かねて、刻んであげながらおしゃべりしてると
「すごい。神業だ」などとふざけた事を真顔で言う。
でも彼女はとてもセンスがいいのだ。
本当に簡単なものしか作らないし、
しかもものすごく時間がかかるのだけど、
いつもとてもおいしい。
たとえば、今まで作ってくれた夕飯。
炊いた玄米に人参とピーマンを炒めたものをのせただけ。
ほうれん草とレンズ豆のスープとパンだけ。
数種類の野菜と炒めあわせたパスタだけ。
他のどれもだいたいこんな感じ。

なのにどれもこれもびっくりするほど美味しかった。
「なんで???」と思うほど。
ちなみに彼女の味付けは、塩とこしょうとオリーブ油とにんにくのみ。
ほんと。なんで???



ルーマニア出身の友人Cのボーイフレンド、Jさん。
すでに孫もいるアメリカ人のおっさんだ。
この人が作ってくれた天ぷらは、もう絶品。
しかも1度だけじゃない。
冷めてもカラッとしている。
そのうち「Jの天ぷら教室」を開いてくれるよう、
今、友人にお願いしているところだ。
お肉の煮込みも、鮭のマリネも、
手作りのビスコッティも、
なぜあんなにおいしいものしか出て来ないのか。
ちなみにこの友人Cが作ってくれるものは・・・
うーん・・・まあまあ。(ごめん)



いつも夕飯をともにする、中国系アメリカ人夫婦。
奥さんのEも、あまり料理が好きではない、と言い切る一人。
でも仕方ないから時々する。
仕方ないからするので情熱が足りない。
そのせいか、やはりなんかひと味足りない。
この家では、たいてい私が料理をする事になっている。
けれど、彼女も1品作ってくれる事もある。
私が何かを作っている横で、彼女もごそごそやっている。
「ねねね、味みて。大丈夫?」
味見をするとやっぱりなんか足りない。
「塩、もっと入れたら?」とか、
「ごま油、足してみたら?」とか指示をする。
すると「あれー?ほんとだ。良くなったね」と感心してくれる。
ちなみに彼女はいつも私にレシピを聞くのだが、
後日そのレシピで作ったという残り物を食べてみると
「いったいあのレシピが何故こういうことに」と唸ってしまうほど
大きく進化をとげた一皿に様変わりしている。
ある意味で見事としかいいようがない。




やはり料理というのはセンスだろう。
けれど「精進」という言葉もあるのだ。
もともとセンスがちょっとくらい足りなくても
努力でおぎなえるものがある。


けれど、うーん、やはり正直言って努力だけでは
どうにもならない、というツワモノも存在しているのは事実。
そんなことを言ったらミもフタもない・・・かもしれないが、
なに、世の中には「シェフが作ったレトルトシリーズ」だの
「洋食屋さんのコロッケ」だの「オーブンで焼くだけグラタン」だの
そういったようなものが溢れているではないか。
いいんだいいんだ、無理しなくて。
ね。







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Last updated  2007.04.25 10:02:17
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