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テーマ:スローライフ(924)
カテゴリ:旅とキャンプとアウトドア
昨日の午後から今日にかけて、
4年生のクラスのキャンプに行って来た。 行き先はレッドウッド州立公園。 今までずっと知らなかったのだけど、 レッドウッドとはカリフォルニアの北部にしか 存在していないのだそうだ。 この辺の自然公園と言えば、 レッドウッドとは切り離せない。 中には10人もの人間で抱えるような大木もあり、 雷でできた木のほこらなどもたくさんあって、 子供達のいい遊び場なのだ。 きのうは昼過ぎに付き、 子供達はただひたすら再会を喜ぶかのように (毎日顔を合わせているくせに) はしゃぎ回って遊んでいる。 大人は大人で草地を見つけて寝転がり おしゃべりを楽しむ。 夕飯の後、キャンプファイヤーを囲み、 歌を歌ったり、ゲームをしたり、 インディアンの笛やアフリカの太鼓を 聞いたりしたのだ。 ばか騒ぎをするような酔っぱらいは ここいらのキャンプ場ではめったにお目にかからない。 (日本のキャンプはこれが嫌でした・涙) きれいな星空をあおぎながら 静かに夜は更けていく。 20代の頃からアウトドアに目覚め、 カヤックでの川旅やキャンプを楽しんだものだけど、 子供ができてからはその傾向が一段と強くなった。 息子達が遊園地などの人工的な施設よりも 自然公園やキャンプなどの方が好きなのは、 成り行き的には当然のような気もする。 息子達が通う学校もそういう趣向の人が多いので、 キャンプ場の情報交換も盛んだ。 自宅に農場があり動物もいるというお母さんは 「みんな、おやすみ」といいながら いきなり地べたにマットと寝袋を用意して もぐりこんでしまった。 「え、テントは?」と聞くと、 「持って来たけど別にいらない。 星がきれいだから、このまま寝るわ。」と言った。 彼女の息子はすっかり疲れて車の中で熟睡していると言う。 すごーく自然にそういう事をする人なので なんだか格好いいなあと思った。 こういうことは好き嫌いだし、 アウトドアは嫌いな人も多いけど、 レッドウッドの森のなかで、 木々の間に瞬く星を見つめながら寝るなんて すごく贅沢な事だよなあ、と思う。 私は人込みに行くとものすごく疲れるので、 やはりこういうバケーションの方が好きだ。 家に帰っても何となく気分がリフレッシュした気分になる。 ところで夜に騒ぐ酔っぱらいには めったにお目にかからないと書いたけれど、 「困ったキャンパー」はどこにもいるものだ。 以前ヨセミテに行ったとき、 2日めから隣におおきなキャンピングカーが泊まった。 嫌な予感は大きく的中。 彼等は日中ジェネレーターを作動させ、 車の中でテレビを見たり、ゲームをしたりしていた。 さすがに夜は静かだったけど、 いったいここまで来て何をやっているんだろうなあと思った。 楽しみ方は個人の自由かもしれないけれど、 キャンプというのは大方の人は自然を楽しみにくる。 こんなところまで来てテレビを見ているのなら、 家にいればいいのに、と余計なお世話だけれど、考えてしまう。 だいいち、こちらの方もゲームの騒音などは キャンプ場などでは聞きたくないものだ。 せめてジェネレーターは禁止にしてくれないかなあと思う。 再来週にまたヨセミテに行くので、 そんなキャンパーの隣にはなりませんように。(願) 今日は朝ごはんの後、みんなでハイキング。 3時間近くも歩いたろうか。 日差しは強く、かなり暑かったけれど、 レッドウッドの森の日陰はとても涼しく、 森林のいい香りでいっぱいだった。 一番年少の2年生の2人(一人は次男)が どうしても遅れを取るので、 私も彼等に合わせてゆっくり歩いた。 こんなに歩いたのは久しぶりだ。 家に帰ってからは、夕方なのに みんなで1時間くらい昼寝。 息子達は夕飯の後また寝てしまったけど、 オトナのわたくしは、こんな時間まで。 すっかり目が冴えてしまったぞ。 今日は遠くに車の音を時折聞きながらの就寝。 車でたった45分の距離なのに、 なんだか別世界のようだ。 キャンパーもいない、夜の森は 今夜もひっそりと静まり返っているのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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