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カテゴリ:時折の花
昨日は一日中、大雨で風の強い一日でした。 そんな中、お茶の友人がやって来ました。 家の中に入るまでにも かなり濡れてしまうほどの雨が降っている時でした。 ともかく、 コートや足元をタオルで拭いて バタバタ慌ただしくしてから ようやく、互いに笑ってご挨拶 「今日はね〜暮れの顔見せもあったけれど ほうじ茶を一煎頂きたいと思ってね‥」 「ほうじ茶」 お抹茶かお煎茶だと思って ほうじ茶は用意していなかった私‥ 「ほうじ茶は無いから 時間が掛かるけど作るわ〜〜」 「あら、ほうじ茶作るの」 「どうせ、お喋りしている間に出来るわよ。」 「あ〜フライパンで作るの」 「違うわよ‥焙じ器で焙じるのよ。」 古くなった緑茶を焙じ器で 焙じれば作れるけれど やっぱり時間がかかります。 茶道もこの2年間 本当に茶会も中止が多く、お稽古も 侭なりませんでした。 雨の音が強くなり 風の音も強くなり これは、じっくり「お茶談義」だなと 思いながらの時間が過ぎてゆきました。 お抹茶のお稽古では ほうじ茶の入れ方などしませんが お煎茶道では 玉露、煎茶、番茶、冷茶、ほうじ茶、大福茶など 季節により茶葉が違います。 何かをしている時の写真はありませんが 雨でも楽しい時間を過ごすことが出来ました。 夕方、5時ごろになって ようやく雨も落ち着いてきました。 「ほうじ茶って、抹茶茶碗より小さくて 煎茶茶碗より大きいのね〜」 「別にこれと言って決まっているわけじゃ ないけれど、なるべく普通の煎茶の茶碗よりは 大振りで熱いほうじ茶が冷めないように 考えているのよ。」 「来年は、初釜、絶対にやる」 「そうね‥初釜、初茶会 感染予防対策をしっかりして開催しようね。」 お茶の友人が帰って行き 私は早速、半分焙じてある茶葉を注文しました。 最初から焙じるのは 時間が掛かりすぎだし、やはり そこは「餅は餅屋」の技術に頼るのが 良いと判断しました。 焙じ茶が美味しい季節。 「冬」ですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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