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カテゴリ:季節の室礼
朝、窓を開けると 涼しい風が部屋の中に入ってきました。 「新涼」 時候の挨拶は「二十四節気」の 暦を使っていて、それに基づく「秋」を 基準としています。 新涼は、立秋から処暑に至るぐらい迄。 雨の盆の入りから 暑い送り火までが過ぎて 世間の賑やかさも やっと落ち着いて来ました。 とは言え、 日中は、まだまだ暑くて 夏は居座っていますが 蝉の鳴き声も時間を置いて鳴くようになり 朝顔も花が小さくなって 咲いている時間帯も 少し伸びました。 海は土用波や赤潮が出る頃で そろそろ、海からの贈り物にも 別れを告げる時期となってきました。 珊瑚や蜘蛛貝を飾ると キラキラした海の景色を思い出しますね。 硝子の小物入れに 夏色の天然石もそろそろ店仕舞いです。 毎年のことですが その季節の節目ごとに 室礼を変えてゆくのは とても楽しいことです。 この室礼も 誰にも見せることなく また、替えてしまいます。 しかし、コロナ感染者は 一向に減少しない‥ 三度目の夏が過ぎようとしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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