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カテゴリ:季節の室礼
こんな穏やかなお日和です。 久しぶりの茶道のお稽古を致しましょう。 室礼も変えました。 昼下がりは、子供の声もなく 大人も高齢者もこの時間は 歩いておらずで 誠に「静々」なひと時です。 二、三輪ほどの白い秋明菊の花びらが 音もなく散りました。 脇床には 「花牛蒡」の水彩画。 短冊いろいろ。 「彷徨」と云う名前の置物。 香も焚きました。 お茶は平手前のお稽古。 かなり、間が空いてしまったけれど 生徒のMさん、一通りの手順は覚えておりました。 私の口癖は 「お点前が一番簡単だから‥」です。 が、 どうにも お点前ばかりが気になるらしいようで‥ 本当に大事な事は 季節のご挨拶やちょっとした気遣いや心遣い、 女性らしい仕草や目線の位置、 お床の室礼を覚えたり 花の名前、焼き物の名前、 お軸の謂れや意味など記憶に留めたりと その方が重要なのですが やはり、お点前の手順を 間違えないかどうかの方が 気になるようです。 さて、本日のお菓子の御名は 「里の秋」 Mさんもそろそろ お着物をお召しになっての お稽古が必要なのですが まだご無理なようでした。 そうですよね〜 着物でお稽古をすると また、それはそれで 立ち居振る舞いが うるさくなるのが茶道です お稽古に終わりはありません。 何しろ「一期一会」ですからね〜〜 あなたとこうして出会っているこの時間は、 二度と巡っては来ないたった一度きりのものだから、 この一瞬を大切に思って下さいな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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