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カテゴリ:日本人の美意識
東京では 昨日、桜の満開発表 当市は、まだ三分咲き〜四分咲きくらいかしら 今日は 桜の花盛りの際に 詠まれた和歌を拾い集めてみました。 狩はねむごろにもせで 酒を飲みつつ、大和歌にかかれりけり。 いま狩する交野の渚の家、 その院の桜ことにおもしろし。 その木の下に降りいて 枝を折りてかざしにさして 上中下みな歌をよみけり。 馬の頭なりける人のよめる。 「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」 惟喬親王が詠んだ和歌です。 桜が咲く時期は お天気がままならないのは 昔も今も然程に変わっていないのです。 花もやうやうけしきだつほどこそあれ、 折りしも雨風うち続きて 心あわただしく散り過ぎぬ。 と、徒然草にも 書かれているように 天候不順で花見が雨に たたられることは少なくないわけで‥ 「咲けば散り散れば桜の蔭深き 芳野は花のときは山かな」 紹巴 「花を待つ心こそなほむかしなれ 春にはうとくなりにしものを」西行 「わが心やすむまもなく疲れはて 春のさくらの 奴なりけり」本居宣長 桜の花は もう長いこと、「ただの花」には戻れずに 日本を代表する象徴文化の一つになり それは「富士山」と同等に 見なされるほどの 花になってしまいました。 今日は気温が午後になっても 10度ぐらいで 霧雨が降ったり曇ったりで 我が家の散りゆく子滝桜を愛おしみつつ Blogを書いています。 寒いのでストーブにヤカンをのせていると お湯の沸く音がしてくる。 外で遊んでいた猫たちが帰ってきて 暖かいストーブの前で 二匹でゴロンと横になって寝るみたいですよ。 やっぱり外は寒いもの‥ 明日は、 ちょっとだけ遠出のお花見なのですが お天気が今ひとつで 困った‥ でも、約束しているので 明日のお出かけの用意も しておかなくてはいけませんね。 何を着ていこうか‥悩ましい‥ 「桜紀行」がかなり乱れてしまっている2024年。 なんとか、美しいをいっ〜ぱい 愛でに行きたいと 思いつつも天気に悩まされそうな 各地の桜満開発表ですね〜 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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