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カテゴリ:季節の室礼
水上青々翠 (すいじょう せいせいたる みどり) この禅語は 元来是浮萍 (がんらい これ ふひょう) と、対句になっています。 これは浮草のことを言っていますが 浮草は水の流れにまかせて漂っているだけですが その青々とした鮮やかな 美しさはどこにあっても同じである。 浮草が無いので名残の紫陽花を飾りました。 紫陽花は、日毎に色を変えてゆきますが 紫陽花には紫陽花の 浮草には浮草の ちゃんとした生き方があります。 人間も立場や名声に縛られることなく 自由に自らの能力を発揮し、 柔軟に行動をできる人なろう‥ その時、その時を臨機応変に 自分らしく生きてゆこう‥ そんなことを感じる禅語ですね〜 そろそろ、海開きの季節にもなります。 海のものも置き合わせしました。 ガラスの青い百合の花 今日は、なんとなく「青」の世界に なるべくして成ってしました 今夏は異常な暑さが懸念される長期予報が 発表されたので、茶道のお稽古は 夏はお休みにすることに決定です 今日が取り敢えず 前期の最後のお稽古でした。 今夏は夏の茶会も中止にしました。 暑い最中、夏の着物で お出ましいただいても途中で 熱中症にでもなったら大変ということで 秋まで茶会もお休みです。 お抹茶のお茶碗もお菓子も 涼し気な色合いでまとめました。 お菓子は「淡雪」 冷やしておくと とても美味しいのです。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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