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カテゴリ:緑仙の日々是好日
葉月になりました。 この先、少なともあと一ヶ月ほどは この極めて高い気温が続くと 気象庁が発表しました。 さて、「三峯神社」の続きです。 三ツ鳥居をくぐると なんだか、怪しい雲行きになってきました。 灯篭がたくさん並ぶ坂道を 登ってゆきます。 霧雨が降ったり止んだりで 三ツ鳥居を入ると なんだか、別世界のような 独特の雰囲気のある参道が 奥へ奥へと続きます。 霧と小雨が視界を 少し曇らせたり、まだ、お日様が 顔を出したり 一歩進むごとに ここは、神域なのだと感じる 坂道でした。 また、霧雨です。 霧雨はすぐに止み 少し薄暗くなってきました。 青銅鳥居をくぐって 拝殿へと向かいます。 駐車場から ここまで、私は順路に従って 一人で歩いています。 拝殿が見えてきました。 またまた、階段を登ります。 haruさんのご主人と弟さんは どうやって拝殿に行くのかしらなどと ふっと思ったりもしました。 階段がキツイですね。 霧雨のせいか 手すりも濡れているし 石段も滑りやすい。 ようやく拝殿に到着です。 鬱蒼とした大樹に囲まれた 見るからに霊験あらたかを身体中で 感じる神社です。 「三峯神社 HP」 「山の天気は変わりやすい」と よく言いますが、こんなに目まぐるしく 変わるとは思いもよりませんでした。 晴れたり、雲ったり 霧が出たり、雨が降ったり それらが、5〜6分の間に 繰り返し起こります。 三峯神社の由緒は イザナギノミコトとイザナミノミコトを お祀りしたのが始まりで その後、 日本武尊と山への道案内をした 神の使いの狼が祀られ その後には 修験の祖役小角そして弘法大師、 山主龍榮が京都の聖護院へ参じ、 「大権現」の称号を賜り 坊門第一の霊山となりました。 以来、天台修験の関東総本山となり 観音院高雲寺と称しました。 観音院第七世の山主が京都花山院宮家の養子となり、 以後の山主は、十万石の格式をもって遇れました。 「菖蒲菱(あやめびし)」は花山院宮家の紋なのです。 まぁ、何はともあれ 歴史も古く多くの人たちが ここを信奉していたのも 間違いのないことです。 私は、拝殿を出て、御朱印を頂いたり 雨が降っている間は 「三峰山博物館」を見て周り 言われた通りに あまりウロウロせずに ご祈祷が済むまでの時間を 有効に使いました。 1時間半ほどで ご祈祷を終えた二人が戻ってきました。 「お待たせ」 「雨、降ってきちゃったろ」 「びっくりしたわ。 いきなり、ザァーって‥」 「そうなんだよ。この神社は 俺たちも毎回、少し雨に降られるのが 当たり前なんだよなぁ〜」 「そうそう、ここは神様エリアだから 下界とは天気が違うんだよ。 それと今日だって少しは涼しいし‥」 いくつもの門を通り抜けて 駐車場のある場所まで 滑らないように ゆっくり降りてきました。 山々が美しいです。 でも、駐車場まで来ると 気温も普通通りに33度ぐらいはありました。 「さぁあ、帰るぞー 混まない内に高速に乗らないと‥」 「トイレ休憩は 関越道に乗ってからだけど 大丈夫すっか」 「、心得てますよ」 連なる山々を見て きっと何かのご縁で山犬さまが 私を導いてくれたのかも知れないと思いました。 連れてきて貰って良かった‥ きっともう私は此処に来ることは 無いように思うけれど 改めて、所謂「山の神」は 存在するのだと感じた三峯神社でした。 雲の中に見え隠れする山‥ 絶対に何らかの「神様」がおわしますね。 huruさんご一家に感謝です。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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