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カテゴリ:人生のメッセージ
「風調雨順」 「あらゆる全ての事が上手く進むように」 と、ある。 旧唐書、禮儀志一 より 《六韜》から 「武王伐紂,雪深丈餘……既而克殷,風凋雨順。」 旧唐書、后妃傳上第五十一巻より 賢妃徐 氏曰く 「自貞觀已來,二十有二載, 風調雨順,年登歲稔, 人無水旱之弊,國無饑謹之災。」 中国や台湾などの寺院にも よく掲げられいる言葉である。 我が国でも 鎌倉にある円覚寺の洪鐘には、 北條貞時が国家の安泰を願って 「風調雨順 国泰民安」と刻んでいる。 国家の安泰は、 風雨が順調に繰り返されるところにある。 昨日、 「石破茂氏」が第102代総理大臣になった。 総理大臣になってしまうと 今までの石破氏のカラーを出す事が 出来るのだろうか‥ 個人的に 私は、あの3.11の際に 原発事故に関して 石破氏が言った言葉が忘れらない。 「安全と安心」 安全と言われているもの中には 使い方を間違えれば ものすごく危険なものが 身の回りにたくさんある。 例えば 「包丁」を日々使う時に 使い慣れているので危険なものと知りつつも 安心して使っている。 「包丁」は安全ですか?と尋ねられれば 決して「安全」とは言えない。 これから、総理大臣の仕事を円滑に ルールを守ってゆくということは 「茨の道」を敢えて 危険と承知しながらも 前へと進んで行かなくてはならない。 雨が降ったら降ったで大騒ぎ。 風が吹いたら吹いたで大騒ぎ。 地震や噴火などの大規模災害の責任は 全て、政府にあるわけでもない。 大規模な災害が起きても そこに人が住んでいるというだけで 大問題に発展する。 無人島がマグニチュード9クラスの地震に 襲われても、台風で小さな無人島が その形を変えても誰も 大騒ぎをしない。 人は自分中心的な存在で 自分に不利益が無ければ 日々をそれなりに過ごす事を望んでいる。 順風満帆の船出とは言えない 新しい総理大臣「石破茂氏」 メディアはあまり期待していないようだが 私は、あの時「安全と安心」の違いを 教えて頂い時、 「目から鱗」でしたね〜 まぁ、ともかく鳥取県においては 初めての総理大臣ですから 「地方」と「防災」には 手を抜かないで頑張って欲しいと思っている。 農耕国の人たちは五穀豊穣を願って 神様に祈りを捧げます。 風は季節をもたらしてくれて、 雨は大地の潤いをもたらしてくれる。 あたりまえの時に あたりまえにある喜びを知ることが、 この世の中に生かされている自分を あたりまえに感謝して生活すること。 当市は 昨夜の夜中から明け方まで大雨が降った。 風の音も大きく台風みたいであった。 朝になって雨が上がって 昨日の真夏日が嘘のように 秋が戻ってきた。 自然にあまり逆らうと 皆が好きな言葉の「自由」が 遠のいてしまう。 ヒトは自然とうまく折り合いをつけられない 動物だから、せめて 自然の恩恵には感謝、感謝をして 日々を過ごしてゆきたいと 願う毎日です。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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