新 緑仙の日々是好日(金沢街並ぎゅっと凝縮旅日記4)
金沢の街中をいっぱいいっぱい観光しました。西田家庭園「玉泉園」のお庭。ここは、加賀藩高級武家屋敷で脇田直賢のお屋敷だったところ。池泉回遊式庭園です。ガーデンレストランの「玉泉邸」でお茶しました。寺島蔵人邸の広間もお庭も良かったです。美術館もいくつか行きました。その中でステキだったのが「大樋美術館」でした。茶室は今風です。金沢も四日目になると、街中の施設巡りも疲れてきました。大樋美術館、玉泉園、長町武家屋敷跡、尾山神社、加賀友禅会館、寺島蔵人邸を歩き、もうぐったりです。また、金沢は文豪ゆかりの町で徳田秋聲記念館、泉鏡花記念館、室生犀星記念館など。それから、伝統芸能も盛んで能楽堂や金箔工芸、金沢芸妓のお茶屋遊びも楽しめますがあれもこれもというわけには時間が足らなさ過ぎるわぁ〜加賀友禅会館は和服に興味のある方にはオススメ。加賀友禅の特徴は「先ぼかし」と「虫喰い」の技法で私も何枚か持っています。(我が家の家業は呉服屋だったので着物は売るほどあるんですよ)入り口に展示された友禅は黒地なので美しさが際立って見えます。これなどは、着物には仕立てられないわねえ〜〜私は、「花嫁のれん」が好きだわ〜北陸地方の嫁入り道具の一つだけどとっても綺麗!昔、小さい頃に同じようなものを見たことがある。その時の花嫁さんは、きっと金沢の人だったのかも知れないと思った。石川県の旅は思っていた以上に大満足!金沢をよく「小京都」とか呼びますがそれはそうではありません。(鎌倉も同じだが‥)京都とは「京」は都、つまり、みやこのみやこである。天皇様がおわす場所が「みやこ」なのだから金沢は、れっきとした「武家」の町です。金沢紀行は、こんな感じでピリオドを打ちたいのだが‥最後までよく分からないものが二つあった。それは‥これとこれ金沢駅東側(兼六園口)金沢フォーラス前にある「やかん体、転倒する」という彫刻作品。加賀のゆるキャラとして2013年頃から活躍しているのが「ひゃくまんさん」旅が終わっても金沢のイメージが崩れる音が私の耳元で鳴り続けるとは言え、とっても佳き旅でした。「終」にほんブログ村にほんブログ村