氷山の楽書き帳(贅沢)
働きもせずに美味しいものを食べて行きたい所へ行って趣味三昧の毎日を送っていると「贅沢な身分」だと皮肉めいて云われることがある。「贅沢」とは何か?語源由来辞典にはこう書かれている。<必要以上に金や物を使うこと。分に過ぎたおごり。必要な限度を越えていること>最近の私はひっそりと暮らしている。先立つものが無いのだから必要以上に何かを購入することもない。分相応のことしか出来ず、限度を超えたくとも越えることなど出来ない状況である。「働く」は人が動くであり、それが「仕事」と云うならば家事全般を毎日、欠かさずこなしてゆくことは金銭は発生しないが大事な仕事だと思っている。外に働きに出て、金銭を頂く以上、重大な責任を伴う。「楽しく仕事をしましょう!」などとふざけたことを言ってはいけない。責任ある仕事を楽しみの一つとしておこなってはいけない。ある三十代の男性がこう言った。「仕事じゃなくて自分の好きなこと楽しいことして暮らしていけるのは ある意味、すごい才能なんじゃないですか? みんな、不満を隠して仕事をして大した給料にもならないんです。 僕は60歳になったら働きたくないな〜 自分のやりたいことをじっくりやってみたいなぁ〜」<才能>‥う〜〜ん??でも、もしかしたら「才能」かも知れないと少しだけ思った。私が贅沢なのは手間隙を掛ける事にある。金銭は、たくさん稼ぐではなくいくら手許に残ったか?その収支で赤字か黒字かどちらかになる。それも全て自分の責任下にある。「日々是好日」にするには、それなりのことをしているのである。にほんブログ村にほんブログ村