新 緑仙の日々是好日

[日本人の美意識] カテゴリの記事

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  新 緑仙の日々是好日（桜色の季節）

  「月に群雲花に風」桜が艶やかに日本中の人々の想いをそれぞれに咲かせる季節がやってきた。一年の内で最も美しい季節。私が一番好きな桜の季節。私の心身は、この日本の桜で出来ている。にほんブログ村にほんブログ村

  2012.04.02

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  新 緑仙の日々是好日（春行楽のお弁当）

  行楽の春。桜の開花情報もぞくぞくと耳に飛び込んで来る。桜の開花に重要なのは三月の気温。梅は一月の気温。今年は、一月、二月の気温が低く梅の開花が全国的に遅れている。しかし、同じバラ科の桜の花は暖かな陽射しと昼間の気温上昇で例年より３～５日程度しか開花が遅れないと云う。さぁ、お花見のシーズン到来です。去年は、大震災の影響で「桜祭り」は至る所で自粛された。今年の桜は「去年（こぞ）の桜に非ず」美味しいお花見弁当を持って春の光をたくさん身体中に受けようにほんブログ村にほんブログ村

  2012.03.30

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  新 緑仙の日々是好日（真間の手児奈）

  万葉集の山部赤人が詠める歌に「我も見つ人にも告げむかつしかの　　ままの手古奈がおくつきところ」はかなくも入水した美少女のお話「手児奈伝説」千葉県の市川市の真間に伝わる古い古い伝説は今、このようにお菓子にもなりました。雪のように白い肌の手古奈‥そのきめ細やかなる風味の高雅はなんとも云えぬ食感です是非、ご賞味あれ！「手児奈の里本舗　市川　ちもと」にほんブログ村にほんブログ村

  2012.03.29

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  新 緑仙の日々是好日（春の茶会に招かれて）

  昨夜の雨もすっかり上がって今日はお天気も良く「茶会日和」春らしい色合いの訪問着でお出かけしましょう。お招きに与るのは誠に嬉しいこと。懐かしい方々にもお目文字が叶う。幕張メッセの交差点からすぐのところにある「松籟亭」は震災でところどころ工事個所があるがだいぶ、復旧された。梅は、紅梅白梅ともに満開を迎えている。春らしいお茶会に、会話も弾む。三席あるお茶席で二つも正客をさせて頂く事は有り難いことである。楽しい時間がゆっくりと流れた一日でした。にほんブログ村にほんブログ村

  2012.03.25

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  新 緑仙の日々是好日（幕張メッセ見浜園）

  幕張メッセのすぐ隣にある「県立幕張海浜公園」の中に日本庭園の見浜園がある。高層ビルに囲まれた茶室「松籟亭しょうらいてい」は日本の伝統様式をふまえた、現代の新感覚と機能を織り込んだ本格的な茶室です。梅も見頃を迎えて今日は、千葉チャリティー茶会。お席は薄茶席が二つ、煎茶席が一つ、そして点心席。懐かしい方々にお目に掛かるのが楽しみな茶会です。趣のある茶室周囲は高層ビル群です。都会のオアシスと言ったところでしょうか？にほんブログ村にほんブログ村

  2012.03.25

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  新 緑仙の日々是好日（白梅と丹頂鶴）

  お軸の整理をしていたら今までに見た事のない「軸」が出て来た。広げてみると「白梅丹頂鶴図」今年は春が遅いので今、丁度飾るに好し！桃の季節から桜の季節に移行するのが普段だが今年の梅は今が一番「旬」だろう‥あまり先取りしても暦はそうでも現状は多少のズレはある。梅は、全国的に一ヶ月遅れの状態。それにしてもこの掛け軸も父が購入したのだろうけれど何故、飾られなかったのだろう‥花入れには椿とギョリュウバイ(御柳梅）梅の字が当てられているが梅とは関係がない。にほんブログ村にほんブログ村

  2012.03.15

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  氷山の楽書き帳（桜と文学）

  桜と文学誠に、桜と言う花はただ花ではない。文学の世界では、花と言えば桜を指している。「桜の樹の下には屍体が埋まってゐる…」この一行は、衝撃的である。梶井基次郎のこの表現が無ければ、桜は21世紀も万葉の頃の乙女のような桜で居続けたであろう。桜の花が満開に咲くと、どんな桜でもちょっと神秘的な感じがする。空を見上げる！桜の花がいっぱいで空はすみれ色や桃色に見える。桜は今日を精一杯生きている。咲くから「さ く ら」である。桜の樹の下に…何が埋まっているのかは知らないが、その死生観は私にも少しは解るように想う。「梶井基次郎」桜は日本の象徴文化である。にほんブログ村にほんブログ村

  2012.03.13

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  新 緑仙の日々是好日（雛納め‥）

  桃の節句から今日までカラリと晴れの日がなかった。今朝、起きると快晴の青空。風は、強く体感温度が低く寒い。でも、今日こそ「お雛様」を片付けなくちゃ‥新しい和紙にそっと包んで変な虫が付かないように防虫剤も入れましょう。来年、また、お目文字致しましょう。小さな春をありがとうございました。にほんブログ村にほんブログ村

  2012.03.12

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  新 緑仙の日々是好日（歌詞全部知っていますか？）

  毎年、必ず流れている曲なのに歌詞がよく分らない。ひな祭りの童謡。結構、歌えそうで歌えない。では、タイトル、作詞、作曲からおさらいしましょう「うれしいひな祭り」サトウハチロー作詞・河村光陽作曲あかりをつけましょ　ぼんぼりにお花をあげましょ　桃の花五人ばやしの　笛太鼓(ふえたいこ)今日はたのしい　ひな祭りお内裏様(だいりさま)と　おひな様二人ならんで　すまし顔(がお)お嫁(よめ)にいらした　姉(ねえ)様によく似(に)た官女(かんじょ)の　白い顔金のびょうぶに　うつる灯(ひ)をかすかにゆする　春の風すこし白酒(しろざけ)　めされたかあかいお顔の　右大臣(うだいじん)着物をきかえて　帯(おび)しめて今日はわたしも　はれ姿(すがた)春のやよいの　このよき日なによりうれしい　ひな祭り歌詞が四番まであることすら知らない人が多いと思う。私は、四番の歌詞が大好きです。にほんブログ村にほんブログ村

  2012.03.03

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  新 緑仙の日々是好日（縁起の良い山茱萸）

  「春に黄金の咲くわいなぁ～」サンシュユは、金色の小さな花をびっしりと付ける。まだ、春浅き頃、どこか寂し気に、やや地味にも見えるが気品があり風趣に富む。高さ5mくらいの落葉小高木-高木。江戸時代中期に薬用植物として渡来し、葉は対生し、両面に毛を有す。表面は光沢を持ち、裏面の脈腋に褐色の毛をもつ。ハルコガネバナ（春黄金花）の別名を持つように、葉が出る前に美しい黄色の小さな花を枝先に20-30花ほどつける。果実は秋に赤く熟し、垂れ下がる。果実が美しいためアキサンゴともよばれ、春と秋に2度楽しめる花木である。にほんブログ村にほんブログ村

  2012.02.26

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  新 緑仙の日々是好日（富士山の日）

  今日、2.23日は語呂合わせで「富士山の日」だそうである。静岡県の「富士山の日」HP山梨県の「富士山の日」HPちなみに昨日、2.22日は、にゃんにゃんにゃんで「猫の日」。「犬の日」は11.1 ワンワンワンとか‥昔は「戌の日」と言ったら、妊婦が腹帯を巻く日だったがどうも最近は違うようである。いろいろと記念日が出来るのは良いが、公的な記念日に私的な記念日が加わると一年中「記念日」のオンパレードになってしまうような気がする。さて、富士山は、世界文化遺産にエントリーしている。世界遺産に選んで欲しい「日本一」の山である。何しろ、山と言ったら「富士」花と言ったら「桜」月と言ったら「仲秋の名月」と文学の世界ではお決まりのお約束事である。桜の神様は木花咲耶姫命は「富士の御山におわします」富士山は霊峰。富士山は日本人の信仰の対称。ダイヤモンド富士は「お日様」パール富士は「お月様」世界自然遺産よりも世界文化遺産の方が似合っているかも知れない富士山。今日は「富士山の日」である。「世界遺産の旅」過去記事にほんブログ村

  2012.02.23

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  新 緑仙の日々是好日（オオイヌノフグリ）

  今年は、やっぱり寒い。「水戸の梅祭り」が開催されたがまだ、偕楽園の梅はほとんど咲いていない。さて、いつもならお正月には咲き始めているオオイヌノフグリがやっと今頃、道端に咲き始めた。この瑠璃色の花が咲くと「春」を感じる。遠い春でも近くに感じる。小さな花でも名前がちょっと可哀想でもこの花が咲くとなんだか嬉しい。2010年の2月のオオイヌノフグリの記事を2011年の2月に改めて書いている。2012年の2月も同じものコピーして記載する。なんど書いても私の気持は変わる事がない。「オオイヌノフグリ」の別名「聖女ベロニカ」Veronicaは、聖女ベロニカのことで、ゴルゴタの丘へと向かうイエス・キリストへ、布を差し出した女性のこと。ベロニカが差し出したコバルトブルーの布でキリストが顔や汗を拭くと、そこにキリストの顔が写し出されたということである。でも、ベロニカというこの名前は、vera icona(真の像)という言葉からつくり出され、聖顔布の伝承が人格化されたと云われている。こんなに素敵な逸話があると伝わっているにも関わらず、何故、「陰嚢 ふぐり」なのだろう？いくら、その実（果実）の様子がそれに似ているから‥とは云え、あまりにも不名誉な名前の原因である。而も、 別の名前は、検討されたのだが、どうして「瑠璃花」や「天人草」はその名の候補から落とされたのであろうか？不思議な事である。欧米では、この美しい花を 愛でて "bird Eye"または"Cat's Eye"と呼ぶ。「いぬふぐり　星のまたたく如くなり」高浜虚子はこう詠んでいる。実は、私も最近まで知らなかったのだが、イヌフグリに良く似た花で「ネモフィラ」がある。図鑑で調べてみると、ハゼリソウ科ネモフィラ属で、”Nemophira”はギリシャ語で”森を愛する”との意味がり，漢名は「瑠璃唐草」とあった。なるほど、似て異なるものなのだ‥私は、ネモフィラとイヌフグリは同族だと思っていたが全く違うのだ。そう言えば、ネモフィラは桜の頃に咲くブルーの絨毯。少し様子が違うと言えば違うのだ。　イヌフグリは、その年の冬に差し掛かる頃（12月初旬）に、小さなブルーの花が、密やかに枯れ野に咲く。それから2ヶ月が過ぎて今日は浅い春の陽射しを浴びて、その聖なる花びらをいっぱいに広げて咲いていた。可愛い‥花‥ずっとホントの春を待っているんだ～可愛い！「ネモフィラの丘」はこちらから「オオイヌノフグリ」に関してはこちらからにほんブログ村にほんブログ村

  2012.02.20

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  新 緑仙の日々是好日（繕い仕事）

  南側に面した部屋には明るく陽射しが穏やかでとても暖かい。日曜日の昼下がり、一針一針と長襦袢を繕う。「あ～今日は雨水‥か‥」春に近づいている。針仕事は決して得意ではないけれどこんな日には、なんだかそれがとても心地よい。綺麗に修繕してきちんと畳んで又、晩秋の頃にこの長襦袢を着るだろう。のんびりとした時間。電話が鳴った！「春のお茶会」のお誘いの電話。三月末ともなれば、よそ行きの「桜」の長襦袢もそろそろ出して確認してみましょう。ちょっと暖かい心持ちになる午後でした。にほんブログ村

  2012.02.19

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  新 緑仙の日々是好日（復旧、復興の偕楽園）

  あれから今日で11ヶ月。日本三名園の一つ「偕楽園」茨城県を代表する観光の拠点である。貴重な歴史的文化資産である偕楽園も11ヶ月前の東日本大震災で甚大な被害を被った。偕楽園は、ちょうど見頃の観梅の時にこの災害に巻き込まれ、閉園を余儀なくされた。南崖においては約130mにわたり多数の亀裂、段差が生じ、好文亭は内外の土壌が剥離し落下した。液状化による地盤沈下に依る被害も発生した。復旧にあたり伝統技法と原材料などに重きを置き名勝、史跡に指定されている「偕楽園」の価値を損なわない様に努力し、まるで創建当時のような好文亭が全面復旧した。2012年2月7日、記念式典実施。好文亭公開再開！そして、2月18日から第116回の待ちに待った「梅まつり」が開催される。下の写真は、好文亭の二階から見た眺め。今日は、水戸に用事があり、遠回りをして偕楽園に行ってみた。梅はまだほとんど咲いてはいないがぷっくらと膨らんだ紅梅が愛らしかった。上の写真の大きな樹木は「偕楽園の左近の桜」満開になると、それは美事な桜。その奥に見えるのが「好文亭」である。駐車場も臨時駅もキレイになった。眼下に見える千波湖も透明感があり春を感じさせてくれた。また、本日は建国記念の日でもある。日本という国、そこに住む一人一人の人のあり方をもう一度、深く考えよう。にほんブログ村にほんブログ村

  2012.02.11

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  新 緑仙の日々是好日（言えそうで言えないもの）

  言えそうで言えないものが年明けすぐにやってきます。「七草粥」の七草。これは、以前から覚え方、言い方があるのでそれに従って言えば春の七草は・せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの７種類。ついでに秋の七草は、・おみなえし、すすき、ききょう、なでしこ、ふじばかま、くず、はぎの７種類で、「お　す　き　な　ふ　く　は　」「お好きな服は？」と覚えると案外簡単に覚えられます。新年には神社に詣でる機会が多くなります。また、先日の節分などもあり一年の内で一月、二月は神様との縁が多い月でもあります。そこで、「七」と言えば「七福神」これも、なかなか言えそうで言えない。私は、この七人の神様をメロディで覚えました。その順番は、「布袋、福禄、毘沙門、弁天、恵比寿、大黒、寿老人」これは、特に演歌などの歌を作るときの歌詞の数合わせとよく似ています。「布袋 (3)福禄(4) 毘沙門(4)弁天(4) 恵比寿(3) 大黒(4) 毘沙門天(6)」つまり「七五調」の変形みたいですが、都々逸を作る時と同じです。都々逸は、七、七、七、五の二十六文字で作ります。この場合（七福神）は、全部で二十八文字ですが最後の５文字の毘沙門天の最後は「ん」ですから(5)文字でなんなくクリアです。都々逸を歌える方は、メロディに合わせてちょっと鼻歌してみて下さい。ぴったりに合いますあなたの町にもきっと居ります。七人の神様‥日脚も伸びたしお天気の良い日に神様を探してみる‥如何でしょうか？詳しくは↓こちらで‥◇七福神◇全国の七福神巡りガイドにほんブログ村にほんブログ村

  2012.02.10

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  新 緑仙の日々是好日（箸ぎらい）

  下記のようなお箸の使い方は我が国では古くからタブーとされています。聞いたことぐらいはあるかも知れません。「お箸の国の人」なのですから綺麗にお箸を使いましょう。「箸ぎらい　十通り」１、うけ吸い　　　（給仕人から受け取ってすぐに飲み食いすること）２、またもり　　　（箸で山のように盛り立てて食べること）３、こみばし　　　（頬張ることで、箸を持って　　　　ものを口に押し込むようにすること）４、迷い箸　　　（箸を膳の上をウロウロし、どれを　　　　食べようかと迷うようにすることで　　　　なまり箸とも言います）５、にぎり箸　　　（箸を手に持ちながら皿や椀を持つこと）６、あらい箸　　　（茶をもらった時に、椀の縁を洗う様に　　　　したり箸を洗ったして茶を飲むこと）７、さぐり箸　　　（汁の中に、まだ何か残っていないかと　　　　器の中を探るようにすること）８、よこ箸　　　（豆のように箸で取りにくいものを　　　　横にすくいあげて食べること）９、犬食い　　　（舌音、ズルズル、ペチャペチャなどの音をたてて　　　　食べることや直接、皿などに直接、口をもってゆくこと）１０、もぎ食い　　　（箸に付いているご飯粒などを口で　　　　もぎるように食べること）この他にも、日本料理の場合は多くのタブーとされている箸使いがあります。これは、ほんの一部ですがすべての国の料理にはてはまるものではありません。日本料理を頂く際には出来うればきちんとした箸使いを守って頂ければ美しく見えることは確かです。尚、「犬食い」の中に「舌音」とありますが茶道でお茶を頂く時、抹茶でも煎茶でも最後まで飲み干しますので音が出る時がありますがこれは、舌音とは言いませんので茶道においては、音が出ても問題ありません。「お箸」を使う民族はアジアでは多く中国、朝鮮半島、日本が代表的ですが同じ「お箸の国の人」でも、それぞれの文化の違いから「箸使い」も異なります。これは、あくまでも「日本の場合」です。日本人は、箸に始まり、箸で終わる唯一の民族と言われています。生まれてまもなく御食い初めでお箸を使い、三度の食事に箸を使い、葬儀では、お骨をお箸で拾います。 お供え物のご飯にはお箸を立てて供養をすると云う様に「箸」は重要な役割を担っています。美しいお箸の使い方を身につけて頂きたいものです。◇全国の「お箸の産地」にほんブログ村にほんブログ村

  2012.02.07

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• 新 緑仙の日々是好日（重陽の節句）

  昔、中国では奇数を「陽」の数としていた。今日は「重陽の節句」「重九」とも云う。９は一桁の奇数としては一番大きな数であり「陽の極まった数」として陽数を代表する数と考えらた。「陽の極まった数の重日」ということである。日本へは平安時代の初期に伝わり宮中の儀式となり「観菊の宴」が催された。江戸時代になると五節句の中では、最も公的な性質を備えるようになり武家では「重陽の節句」に菊の花を酒にひたして飲み祝ったと云う。今宵は月も美しい‥十五夜も週明け‥菊見で一杯！月見で一杯！虫の音色も賑やかに‥「秋」ですね。

  2011.09.09

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