七夕
織姫と彦星が一年に一度だけ会える日です。しかし曇ってます!光栄様のホームページにてこんなのを見つけましたので載せてみます。インターネットを利用して「七夕の雨」について調べたところ、興味深い記述をいくつか見つけました。日本では古くから、七夕に降る雨を「灑涙雨(さいるいう)」(洒涙雨とも)と呼んでいたそうです。灑ぐ(そそぐ)涙の雨。一夜限りの逢瀬(おうせ)を惜しむ涙が雨となって降りそそぐとも、雨で逢瀬が叶わぬためにそそいだ涙ともいわれます。また、万葉集には「七夕」を詠った次のような句があります。「此夕 零来雨者 男星之 早滂船之 賀伊乃散鴨」(この夕べ 降りくる雨は 彦星の 早漕ぐ舟の 櫂の散りかも)七夕に降る雨は、彦星が天の川を急いで渡ろうと、一所懸命に舟を漕(こ)ぐ櫂(かい=手こぎボートのオールのようなもの)から落ちたしずくだろうか、と。「少しでも早く織姫に会いたい」という、彦星の気持ちを詠んだものなのでしょう。