小さな快楽

１年経過とならぬうちに書き上げなきゃ、とは思っているこの旅行記。
忘れてただけなんだよ♪（by ZABADAK）・・・いえいえ。

新婚旅行でどこに行くかとなった時、私が希望したアジア圏は、ソッコーで却下され
相方のフィンランド熱に負けて決定。そのとき「人が集まらなかった時」の第二希望がフランスだった。
そのときもえー？フランスぅ？が正直な感想だった。
今回もフランスねぇ、なんか意地悪な国（思いっきり偏見）と思ってた。
てかなんでさあ、そんなにフランス行きたいの？
それから今回はダメだったけどフォンテーヌブローの森もなんで執着するの？
オルセー美術館もなんで？？

返ってきた答えは「大学の教科書がオルセー美術館のことを書いてたから」
フランス語の教科書はオルセー美術館にある絵画を説明していたらしい。
目的の絵画はギュスターブ・モローの「オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘」だそうで。

･･･そうかあ。教科書からあこがれるってのは私無かったからなあ。
オルセー美術館も有名な絵画や彫刻があり、一度私も三宮であったオルセー美術展に
行ったからとても楽しめた。「印象派」と呼ばれる絵画が多いそう。
「ルーブルは古い時代の物が多いから知ってる絵画が少ない」by相方
そうかなあ。こだわりがある人ってそんなんかなあ。

今度どこに行くかプレゼンする時は情熱をもってしなければ。

しかし、オルセーも作品数が多い。５階もある。
片っ端から見て回った。
１階で目的のモローの作品を見た後、５階から降りてきてほとんど見た。
･･･つ、疲れた。
目的の絵画。いがんでますが。

オルセーも写真はフラッシュさえ焚かなきゃほとんどがＯＫ。
だから有名な絵画も写真が撮れる。



だけど、ドガの踊り子などパステルを使った絵画はダメだった。
ここだけは日本の美術館のように照明を落として展示されていた。
やはり繊細な画材だから色が飛ぶのだろうか。
彫刻もたくさんあった。



彫刻のあるフロアは中二階で写真のように座って休憩できる。
座ったときは「もう、動きたくない・・・」と思った。

大体見たので売店に行き図録と絵葉書を買う。
ここの売店はまるで図書館の一角のようだ。

いい時間になったのでオルセーを出てはたと気づく。
「『落穂拾い』見ていない･･･」
ミレーの部屋丸々見落とした。うぅ。

あと、階段の踊り場にあった作品（？）

さて追い込みかけますか。