ドライフルーツをいただきました。


いただくときに「クイズになるよ。なんだと思う？これ」って言いながら渡してくださったもの。


見た目は赤い。
杏みたいだけど、ちょっと小さめ。


味は・・・・。

うーん。甘いー！おいしー！


なんだろこれ。



答えはチェリートマト。





面白いので子供にもクイズを出しました。

「なんだと思う？」

「うーん。甘いねえ。柿？ちがうなあ。」


「ヒントは"ト”のつくもの」

「あ～、わかった！トマト！」

「ピンポーン」


というやり取りが面白かったのか、味が美味しかったのか、

翌日お弁当を持って出かける用事があり、食後のフルーツをこのドライトマトにして欲しい、と言い張る二男。


長男は別のフルーツをさっさと詰めている。


こりゃ、現場で「お兄ちゃんのがいいー！」と言い張るはず。
私はその場にいない。
困るのは周囲と兄。


「お兄ちゃんと違うのだと、お昼にやだっていうと思うよ」
「同じのがいいとおもうよ」
「お兄ちゃん、あげないからね」

と母と兄二人から説得されるも、どうしても譲らない。

言い出したら聞かない二男。

困った、仕方がないから、彼だけドライトマトにするか、と思ったその瞬間。


「だって、これクイズになるでしょ。みんなに見せてあげたいの。
だってみんなわかんないよ」


おおお～！

なるほど。
そうであったか！


失礼いたしました。
君の気持ちを理解できずにおりましたわ～。

で、あれば、ぐずぐず言わないということを約束して、ドライトマトにしましょう！


本人も「お兄ちゃんのが欲しい、っていわないから」と納得。



お弁当の時間はみんなに「”ト”のつくものだよ。わかる～？」と質問して回っていたそうで・・・。
クイズになってないと思うけど、ま、まだそこまで知恵は回らずってことで・・・。


言葉に出してもらわないと、人の気持ち、って本当にわかりませんねえ～。

勝手に「兄と違うからぐずるだろう」と思っちゃいけない、と反省。

彼には彼なりの思考があるんだなあ、と改めて思った出来事でした。