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テーマ:子供の一言(495)
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子どもがしゃべれるかしゃべれないか、というとき。
そのとき、私は本当に忙しく、分刻みで行動をしている、という感じの生活でした。 決まった時間に帰宅し、保育園に迎えに行き、 同じ時間に食事をし、お風呂に入り、寝室の電気を消す時間もぴったり同じ。 同じように行動したい、という思いや、とにかく睡眠時間をたっぷりとりたい、 早く寝かせたい、 と思っていたことには、深いわけがあったけれど、 同じ時間に食事にするためには、朝、食事を用意しておくことが不可欠。 なので、帰宅すればそのまま食卓に直行し、すぐに食べられる状態に朝用意をしてから、会社に行ってました。 ある週末、どうしても食事を作る気がせず、 我が家にしては珍しく冷蔵庫に何もない、ということがありました。 子どもはお腹が空いている。 で、子どもが発した言葉 「にもの、にもの。あるでしょ?冷蔵庫」 そう、我が家にはありとあらゆる種類の煮物が必ず冷蔵庫にあったから、 それを子どもも知っていたのです。 冷蔵庫が煮物を作ってくれる機械だと子どもは思っている。 冷蔵庫を開ければ、調理された食事が出てくる、って。 そのとき、自分がしてきたことはなんだったんだろう、 子どもの目の前で調理をすることをあえてしてこなかった自分を猛烈に反省しました。 だって、勝手に冷蔵庫が自分の食べたいものを作ってくれる、なんて思っている大人になったら、 とーっても不幸だ、って思ったから。 苦労して、考えて、手を使って作ってくれる人がいてこその食事のありがたみを 全く感じられない人間にはなってほしくないから。 なーんて、ずーっと昔のことをふと今朝思い出しました。 毎日繰り返すことが、人間の思考を作るし、さらには考え方の積み重ねで自分が成り立っているから、 子どもの一言ではっと我に返ることはとっても大切な瞬間です。 【お知らせ】 こんなことやってます。 ☆色からみつめる親子関係 親子体験オーラソーマリーディング会 ☆ワークショップ「色でみつめる親子関係」(11月29日) ↑託児枠あとわずかです。お申し込みはお早めに! ☆コラムを書かせていただきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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