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チョコレート共和国

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サーモンロール

サーモンロール

2006.10.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
風邪が流行ってますね。
もうちょっと口をあけると容赦なく風邪菌が飛び込んできそう…
寒いしね。ああやだ。

もうすぐ出版甲子決勝本番だぁ!
ここにきて疲労とストレスと不安と焦りと緊張と楽しみが
おなかん中をぐるぐる回ってます。

ぎゅるぎゅる。

なんか気持ち悪いや。


昨日、やっとこさ時間が空いたので、母校に帰ってきました。
中高6年間を過ごしたトコロ。すごく居心地の良い空間で、大好きです。

急に行くことになったから、本当にお会いしたい先生にも会えなかったし、なにより一緒に行く友達が捕まらなかったから、ひとりでいったんだけどね。

後輩っていいね。
あそこの学校の子は、感情表現がほんとうにストレート。
みんな抱きついてきてくれる。無邪気に。
ほんとうにあいくるしくて、大切に思えます。

みんな変わらずに青春してるんだなぁって思った。

私が中高生だったときは、今から考えるととてつもなくクダラナイことで怒ったり笑ったり悩んだり、
いやぁ、中高生って本当に繊細で敏感な時期なんだなって思いました。

だからこそ、今新聞やニュースで教師が生徒をからかっていじめたりとか、問題になってることの、深刻さを感じました。
そこを理解してくれる大人じゃなきゃね。
その点で、私は本当に良い先生方に恵まれたんだなぁっておもったよ。
ね、みっちゃん。ありりん。

だけど、もうひとつ、感じてしまったことがあります。
あまりにも閉鎖的な世界であるということ。

変わらないことは素晴らしいと思うし、
その場にとどまっているためには全力で走り続けなければいけない、なんて言葉もありますが、
うちの学校は、もしかしたら、『変えない』のだは、なく、『変わらない』だかなのかもしれないと思った。
的確に言葉にできないからもどかしいけれど、

要するに、いろんな先生に会ったけど、あの学校を卒業して、大学生になって、いろんな人と出会って、色んな職業の人に話しを聞いて、そういう過程の中で私も少なからずは大人になったのであり、
そうした視点から見ると、なんだか、滑稽な世界に感じたのでした。
シルバニアハウス、みたいな。

教職免許を取ろうかどうか迷っていたけれど、結局いろいろ考えてやめて、
改めて昨日考え直したけれど、うん、私はもうちょっと別なことがしたいと思った。
私が中高でよい先生に出会い、憧れ、教師っていう職業にものすごい生産性と耀きを感じているのは今でも変わりません。だけど、生きるフィールドを、もう少し模索してみようと思った。

大人になった私には、先生たちがちょっと近いところにいるように感じてすごく嫌でした。
思い出の中で先生というのは絶対であり、あの学校で先生のいうことは法律だったから、
先生が小さく見えてしまうようで怖くなってしまいました。
もしかしたら、先生たちも同じ思いなのかもしれない。

若干アウェー感は否めませんでした。

冬ですね。キングスハイウェイの風が冷たくて、
武蔵野の森の面影を残すという木々が、激しく音を立ててあたしに
帰れって言ってるみたいに聞こえたのでした。

美化されていたのかもしれない。
思い出にひたっていただけなのかもしれない。
あの学校は変わらないけれど、
私が、変わってきてるんだ。


あああ、帰る場所がまたひとつなくなってしまった。





でも、頑張る理由も増えたのかな。
早く、自分の居場所を見つけなきゃいけないなぁ。


明日は曇りだって。





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Last updated  2006.10.25 23:48:56
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