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カテゴリ:サクセスストーリー
ある方の日記を見ていて、書き留めておきたくなる内容 だったのでここに書き記します。 「人は、物事を知ったり、知識を得ることで認識力が高くなり、物知りになると思っている人が多いと思います。私の考えでは半分正解で、半分不正解だと思います。 というのは、物事を知ったり、知識が増えることで、自分の限界をどんどんどんどん作っていく人がいます。「知らなければ、発想が自由だったのに。」、「他の人を見下したり、裁いたりしないのに。」と思うことがあります。 知るということは、何を知ったことを言うのでしょうか? 知ることで、人を裁く。 知ることで、人の意見を聞かず、自分の意見を押し通す。 知ることで、自分が正しいと思う。 知ることで、自分と同じ考え、知識を持っている人意外を仲間はずれにする。 知ることで、真実を掴んだと思う。 知ることで、自分の知らない未知の知識獲得の可能性を切ってしまう。 このようなことが、過去になかったでしょうか。このような考え方は、掴んだ知識が自分自身を小さな小さな人間にしてしまっていることの証明にしかならないのです。 知るということは、人を理解すること。 知るということは、人の良いところに気づくということ。 知るということは、自分のいたらない部分に気づくということ。 知るということは、自分が人から支えられていることに、気づくということ。 知るということは、他の人へ感謝できるということ。 知るということは、自分を許してあげられるということ。 知るということは、自分を褒めてあげたくなるということ。 知るということは、人のために、何かしたくなるということ。 知るということは、自分の心を成長させて、社会に有用な人間になるということ。 知るということは、人格が向上するということ。 知るということは、社会に対する良い影響力をもってるということ。そして、智恵が増え、仁が豊かになり、勇気が溢れるということ。 このようなことが、知ることによって、大きくなる人だと思います。 皆さんに、認識力の例え話をさせていただきます。 一匹のアリがいます。そのアリは、像のどこまでのことを認識できるでしょうか? アリの見える視点、視野は、どこを見ているのでしょうか? 一匹のアリは、像の足の爪を見て、像だと思う。他のアリは、像の足のカカトを見て、像だと思う。他のアリは、少し見上げて、像の膝から下全体を見て、像だと思う。 ハチはどうでしょうか? アリよりも視野や視点は広いかもしれません。空高くから見て、尻尾があり、足が四本あり、耳があり、鼻があると、アリより認識できるでしょう。しかし、全体の構図を描くことが出来ないとしたら動でしょうか? 自分は、アリやハチではないという人もいるでしょう。しかし、自分がアリやハチだったりしていることに気づかない人が多いのではないでしょうか。 ソクラテスが語った「無知の知」。知ることで謙虚になる人のことをいうのではないでしょうか。 また、コップ一つ見るにしても、人それぞれ違います。 見る角度により、色の反射、曲線のカーブ、透けて見える景色など、違いがあるでしょう。 それぞれが知ったものを知識として、蓄えることは間違いではありません。しかし、その味方がすべてだと思ってはどうでしょうか? では、「何が正しくて、何が正しくないのか」ということですが、以前、一つの識別の仕方を紹介させていただきました。また、違った観点からの方法を紹介させていただきます。」 私は何を知っているのだろう・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月18日 14時21分27秒
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