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カテゴリ:サロンのこと
私は20代のはじめにイベントコンパニオンの仕事をしていました。 いわゆる展示会やショーでで笑顔でゲストを迎えるお仕事です。 当時は専属で大手のメーカーなど数社と契約で各展示会に参加させていただいていました。 なぜ?イベントコンパニオンになったのか? 理由があります。 当時鶴見区に住んでいた私は、 『EXP’90国際花と緑の博覧会」のコンパニオンになりたかったのです。 中学・高校と女子高で熱血演劇部で育った私は、 将来舞台女優になるのが夢でした。 結局あきらめることになったのですが・・・・ あきらめきれない何かがある・・・・ 似たような仕事をと思っていたところ 何で似てると思ったかは今となってはわからないのですが 博覧会のコンパニオンにつながったのです。 コンパニオン=舞台女優 博覧会の数年前からイベントの世界に足を突っ込み サンプリングやキャンペーンから仕事が始まりました。 当時から女の子たちはショーや展示会に出ることが 目的なので街頭のサンプリングやキャンペーンは 1番嫌がる仕事でした。 でも、私にとっては今この仕事が嫌ということより 目標の「博覧会コンパニオン」に近づくための 手段だったように思います。 1つでもたくさんの仕事をこなしてキャリアにして プロフィールにかけるように・・・・ 仕事のステップアップも所属事務所への信用から 請けた仕事を断らない私はいつしか「チーフ」になっていました。 そして、開催1年前になり、コンパニオンの人選の時期がやってきました。 事務所の信頼を受けていた私はプロフィールももちろん出してもらえましたし、めぐりめぐって 博覧会のキャラバンレディのお仕事もさせていただくことができました。 キャラバンレディのお仕事は全国各地を回って、博覧会をPRするお仕事でした。 これは、今の私を形成するにあたって非常にためになり勉強になった仕事でした。 そして本場の博覧会にも300人の中から選ばれた18人に残ることができました。 博覧会のコンパニオンはショーや展示会のコンパニオンと ちょっと違います。 展示会のコンパニオンはきっかけ作りが主な役割です。 ナレーターもしましたが、私が原稿を読んだところで それで何百万もする機械やシステムは売れません。 私がきっかけになり、ちょっと詳しく聞いてみよう こうなればいいわけです。 博覧会のコンパニオンとは・・・・ ここが先日の香取さんのディズニーランドの話に似てきます。 博覧会のコンパニオンは思い出を提供する人になるのです。 博覧会は大人から子どもまで幅広い年齢層でゲストが訪れます。楽しい思い出をお土産に持って帰っていただきたい。 そのために、お客様の為に・・・・という奉仕の気持ちで お仕事をさせていただいていました。 期間中多くのお客様に接する機会があり、記念撮影に入れていただいたりゲストレターが来たり・・・ 私は知らない方のアルバムに自分が一緒に写ってる写真が今もあるのだろうな・・・と思います。 「親切にしていただいてあの後パビリオンの整理券がすぐもらえてすぐに次のところに行くことができました。」 何気ない一言でその方の思い出が素敵なものに変わる・・・・ すばらしい経験をさせて頂いた期間でした。 この思いが今の仕事にもつながっています・・・・ 願えば叶う。「ウサギとカメ」 目先にとらわれず自分のビジョン(目標)をもって進んでいけば、必ず願いは叶う。途中で挫折したり、あきらめなければ叶うしかない・・・・ そして、人のお役に立つということ、 皆さんの思い出に残れるように、夢の実現のお手伝いをしていきたいと思います。私でお役に立てることは何かありますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月11日 19時03分13秒
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