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カテゴリ:たわいもない話
朝からサロンでお仕事の後、マリー・アントワネットを見て来た。
大地真央さんが「マリーアントワネット」を 配役ルイ16世が羽場さん。優柔不断な国王をコミカルに演じきっていた。 ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンは昼ドラでもなじみになった大浦さん。 すっとした男前。二人の秘めた恋が苦しい・・・・ お話は美味くできていて 山本学さん演じる法廷弁護人がルイ・カペー未亡人(マリー・アントワネット)を接見すること事から物語が始まる。 3幕構成で話は進み、ストーリーの展開は1部が長いわりに、あきさせない。 「ベルばら」世代の私としては、フランス革命についてそうそう詳しいわけではないのに、知った名前が出てきて非常に見やすかった。ただ、オスカルは空想の人物ですからね~ マリーアントワネットの小部屋なるサイトを発見。 本当に天真爛漫な人だったのね。そしてなかなりズラがずれていた。 オーストリアからお嫁にきて、フランス国民がかわいい皇女様に一目ぼれし、これからに期待したわけです。 しかしながら、その期待は大きく裏切られるのです。 アントワネットは、着飾って、最新ファッションに身を包めばフランスの女王になれると思っていたのね。 小トリアノンに下等な人たちを入れたり・・・・ 女王らしからぬ振る舞いに国民は絶えられなくなったところに有名な「首飾り事件」事前期待値が大きかったからこそ、この事件はアントワネットを国民から嫌われ者1番の称号を貰うのにふさわしい事件になったわけです。 この後、歴史は大きく動き出す・・・フランス革命へと・・・ フランス革命って国民が自由と平等と博愛を得るためにおこしたものといわれていますが、ギロチンでの処刑は残酷な気がします。 特にアントワネットの処刑は「処刑」が決まっていながら、むやみな理由探しで裁判が進み、こじつけた理由から処刑が決まったようなものです。 その理由に、自分の子どもである「ルイ17世へ幼児性的虐待」がありますが、これは後日、マリー・アントワネットの人気が今日もこうして大きいものとなる足がかりになった時に、アントワネットの真実の人柄を知る人物から否定されることになるらしい。 処刑台でもおびえることなく女王として断頭台のツユに消えたフランス王妃。最後の言葉は処刑台で処刑人に足をひっかけ「ごめんあそばせ。わざとやったのではありませんの。」 幽閉されていた塔で子どもと引き離され、ルイ17世は後は国民党の靴屋で弾き足られたらしいが、そこでもひどい目にあい、結局幽閉され結核で短い生涯を遂げたとされている。 歴史を垣間見る「マリーアントワネット」5月末まで上映中。 ストレート・プレイゆえミュージカルで歌や踊りを期待するなら鑑賞はやめたほうがいいかも・・・・ はっきり言って大地真央のストレートプレイは厳しい。 ミュージカルも企画されているようで ミュージカル版は涼風真世がアントワネットらしい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月12日 10時35分01秒
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