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テーマ:暮らしを楽しむ(388216)
カテゴリ:ダメダメかーちゃんのこと
1/4の奇跡 今日は娘と主人からもお誕生日を祝ってもらいました。 1番驚いたのは娘がサプライズでプレゼントを用意していたことです。 6歳、1年生です。こうして私を驚かせることを覚えてそれを行動した事が母として彼女の成長を見るのに1番の驚きと幸せそして感動でした。 プレゼントの包装も自分で工夫して家にあった「お祝い」と小さな紙のついたリボンを見つけそれを使って包装してくれていました。 セロテープいっぱいでしたが、どんな上手なラッピングより私には世界1のラッピングでした。 プレゼントの内容も家にあったものや自分の書いた絵を一杯詰め込んでくれました。 ありがとう。天音・・・・ 今日お祝いしてくださったお礼に私の大好きな雪絵ちゃんのお誕生日というエッセイを送ります。 雪絵ちゃんは自主製作自主上映会でのみ広がっている「1/4の奇跡」の主演山元加津子先生のお話の中に出てくる障害をもった女の子のことです。 私はいつもこのエッセイに励まされています。 私は私でよかったと、かっこつけずにそのままの自分でいようと心から思えるそんなエッセイです。 以下は山元加津子さんのコメントと雪絵ちゃんのエッセイです。 今日の感動のご恩返しと感動のペイフォワードになればとお送りします。 どうぞ受け取ってください。 kakkoちゃんと雪絵ちゃんにありがとうございます。感謝 「ちらちら降る雪に、ピクチャーの絵と書いて雪絵。雪絵ちゃんは12月28日生まれ。雪が降って絵のように美しい日に生まれた女の子だから、雪絵という名前なのだそうです。雪絵ちゃんとは病弱養護学校という学校で出会いました。心臓病やネフローゼなど慢性の病気を持っていて、地域の学校に通うことがむずかしい生徒さんが通っていました。雪絵ちゃんは多発性硬化症、別名MSという名前の病気を持っていました。再発するたびに、目が見えにくくなったり、手足が動きにくくなっていく病気です。 私は雪絵ちゃんが再発するたびに、どんなに不安だろうと思って心配でたまらなくなるのです。でも雪絵ちゃんはいつも自分の力で立ち上がるのです。 「私ね、MSでよかった。もし、MSじゃなくて、障害をもたなかったら、今気がつけた大切なことに気がついていないよ。そんな自分より、気がついている今の自分の方が好きだから。それにね、もしMSでなかったら、今、まわりにいる人に出会えなかったよ。かっこちゃんにも会えなかった。もし、MSでなかったら、他の素敵な人に出会えたかもしれないけれど、私は今、まわりにいる人がいい。かっこちゃんがいい。だからそれでよかった。せっかくのこの自分で生まれたのだもの、目が見えなくなっても手や足が動かなくなっても、息ができなくなって人工呼吸器をつけなくちゃならなくなっても、MSの雪絵を好きでいるよ。MSの雪絵を決して後悔しないよ。 雪絵ちゃんと私は、親友という言葉ではいいつくせないほど、仲良しだったと思います。毎日のように、電話をしたり、あったり、メールをしたり・・ 雪絵ちゃんは去年の12月26日に、亡くなりました。お母さんは「先生、雪絵はあっぱれな生き方だったと思います。ほとんど家と病院だけの生活だったのに、雪絵の本(「幸せ気分」、「お日様気分」ともに魔女の翼から)などを通して、全国のたくさんの方とお友達になれて、自分たちでは経験できなかったこともいっぱいしました。先生、あの子は明日お通夜、あさってはお葬式。お誕生日にお葬式だなんて、本当にあっぱれな子やと思います」と言われました。 雪絵ちゃんが亡くなって、私は、雪絵ちゃんはつらい人生だっただろうか、悲しい人生だっただろうかと考えることがありました。そんなときに、雪絵ちゃんの書いた詩を見つけました。 「誕生日」 私、今日生まれたの。1分1秒のくるいもなく、今日誕生しました。 少しでもずれていたら、今頃健康だったかもしれない。 今の人生を送るには、1分1秒のくるいもなく生まれてこなければ いけなかったの。 結構これって難しいんだよ。 12月28日、私の大好きで、大切で、しあわせな日。 今日生まれてきて大成功! 「すのう」に生まれてきて、これもまた大成功! 「すのう」は雪絵ちゃんのペンネームです。「すのう」に生まれてきて、大成功、雪絵に生まれてきて本当によかった、1分1秒もくるわずに、この雪絵に生まれてきたからこそ、素敵な友だちに出会い、素晴らしい「雪絵の冒険物語」を歩んでいるよと雪絵ちゃんはきっと言いたかったのでしょう。 私も、同じ気持ちです。私は私で大正解。私は私で大成功。私だからこそ、感じられることがあるし、私だからこそ、出会えた人がいる。私だからこそ、できることもある。私は私の人生を、力一杯、きらきら輝きながら生きていきたいと思います。そうすればきっと私の明日が、素晴らしい宇宙の明日につながっていくのに違いないのです。これは雪絵ちゃんが教えてくれた宝物。雪絵ちゃんは亡くなってもなお、ずっと生きて、いろいろな人に、宝物をプレゼントし続けてくれていると思います。」 1/4の奇跡 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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