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カテゴリ:カラー・色彩
話題の映画「バベル」ご覧になりましたか?
アカデミー賞やゴールデングローブ賞にエントリーされている作品という事でも 見たかったのですが、この映画を観て「体調不良」をおこすというニュースが!! 映画「バベル」鑑賞、体調不良は6都府県15人に (読売新聞) 映画「バベル」を鑑賞した観客が体調不良を訴えた問題で、この映画の配給会社ギャガ・コミュニケーションズは1日、東京、大阪、愛知、三重、神奈川、新潟の6都府県で、同日夕までに計15人の観客が体調不良を訴えたことを明らかにした。 同社は、全国の被害状況を調べ、専門家に人体への影響などの調査を依頼する方針だが、全体的な状況の把握にはまだ時間がかかる見通しだ。 また、同社は、2日から、観客に注意を促す文章を印刷したポスターを全国の上映館に掲示する。注意文は「徹底的にリアリティと臨場感を追求する監督の意図により、本編中に刺激の強い演出効果が取り入れられております」と述べた上で、鑑賞中に気分を悪くした観客がいることを伝え、「予(あらかじ)めご了承いただきますようお願い申し上げます」としている。同じ文章を新聞広告やインターネットのホームページでも掲載する。 [ 2007年5月2日0時7分 ] これは、もしや私の専門とする「色と光」の影響なのでは!?と思います。 10年程前の「ポケットモンスター」のTV画面のピカチュウのピカピカ光線を暗い部屋で 見ていた人が気持ち悪くなったり失神してしまったのと似た症状・・・ 「光感受性」の弱い人(子供や若い女性が多いが、男性や年配者もたまに居るらしい)が 暗い場所で大きな画面の光(色)の点滅を見ることにより脳にダイレクトに刺激がいき 具合が悪くなる(眩暈や吐き気など)というものです。 ピカチュウの件以来TVでは光フラッシュ画面のチェックをしてから放送していたようですが 映画はそうではなかったのですね。 色や光はこうして自分の意識に関係なく脳に直接作用します。 脳だけでなく皮膚や心理にも大きな影響があります。 毎日着ていると老けてしまう服の色や、肌艶が活き活きと若々しくなる色など…興味深いですよね。 この色の効果を効果的に心身に活かしていこうというのが「カラーセラピー」なのです。 ブラピやケイト・ブランシェット(ロードオブザリングお王妃ですよね)お気に入りのガエル君…役所広司・菊池凛子と魅力的なキャストもワクワクします! 私は「光感受性」には強い方(?)ですのでドキドキしながら近く観にいきたいと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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