ＳＡＬＯＮ　ＤＥ　ＪＩＮ

友人宅に三泊居候させて頂いた私は、お姉さまの案内に導かれバンブーに行って来ました。バンブーへは二度目のトライ。一度目はこんなにも日本で認知されていない時。
まだまだ、私もひよこ人生を送っていた時、メトロでは行けず・・・タクシーで・・・
その頃の私は、贅沢な選択をものともせず嫌味な女の子でした。
当然、そんな女の子の目に止まったものは曇りガラスを通してしかみれるはずも無く、私の手元には何一つ残っていません。ただ、記憶としてこんな事も経験したな・・・・と。
そして、人生経験を積んだ今同じ場所に立った自分に感じた手ごたえは？・・・・随分と
日本人がカモになっているな！とそして気が付くと、そこに置かれている一つ一つの物が日本人受けする物をセレクトしてありました。もはやバンブーは日本人の蚤の市と化してしまったかもしれない。しかし・・・私も勉強と思い幾つかの物を手に入れそれなりに満足し、市場経済の一端を観察し楽しむ事が出来ました。そして、今それらの物達が飛行機に乗って私の手元に届くのを楽しみにしている私です。物との出会いも、人との出会いもそれぞれ、意味のあるもの、互いに惹かれあい時間を、空間を共有するものであると今ここで学習させられた。まだまだこの先知らない世界はガラス扉の向こうで・・・見えそうで見えない所に・・・だからこそ惹かれる。我が人生に乾杯！
そして、長年の友人に心から有り難うを。