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カテゴリ:大げさですが政治・経済ニュース
民間のお金の流れと国家税収に頼る収支決算は、実は資本主義経済の二本のレールで走り続け時々交差する。交差した時、巧みに税金の無駄使いが成立する。
前回の日記で、500万円で家をつくろうと思った。(鈴木隆之、藤井誠二著) で現実に家を建てる事を実践した作品があります。 何でこんな予算で?家が建つ?ホンとに?様々な疑心反旗な考えに、正直驚きを隠せない。しかし現実に不可能を可能にしているのです。 徹底した無駄を省き、自分たちで出来ることは全て自分で。究極の選択です。 今、私は東京飯田橋のリフォームを手がけています。 予算は400万でしたが、エレベーターも無く、工事車両の駐車スペースも無く、 解体業者にも敬遠され、遅々として進まない。結局かなり施主の譲歩により、ある業者に解体依頼をした。 本当に解体は大変でした。既にこの費用が80万円、それでもアワナイという。 次に解体してみると、床に高低差がかなりあり、そちらの補修も、配線は既に劣化している為、やり変えに、いわゆる生活導線の基礎工事に数百万円にのぼる見積もりがでた。 私が描いたデザインを全て取り入れるなら850万でも受けれないと業者の回答。 今回投資物件なので、費用も日程もさけない。 本来この物件は丸投げで、請負業者が考えていた。。。 仕切り直しをし、いつもの精兵の職人で固め追加工事を加え700万で落ち着いた。 9月5日から本格的な工事に入り9月19日引渡し。 いったいなんでこんな小さなビルのメゾネットの改修工事に150万もの差額が生じるのか。。。 簡単です。 まず、手配力の問題。やる気がある、無いの問題。無駄を省く努力。一つ一つを 丹念に見直し、業者には誠実に話し合いのテーブルについてもらう。 この地味な努力意外に何も無いのです。 国政とて同じです。 税金の無駄使いを国が、官僚がしている自覚が無い限り、ゆえなく無駄な税金が流れます。本当に必要なのでしょうか?国家予算に計上されている数字。 瀬戸際での経費節減の努力をしていない。。。 国会議員への支給額を10パーセントカットしただけでも数字は浮きます。 国民に痛みを分かち合う政策なら、議員も痛みをわかつべきです。 官僚もしかりです。殆どの官僚が退官する時、現金で家が買えると聞きます。 何故なら、税金で消費出来る経費が民間と比べた時に数字に余裕があるからに他ならないのです。 10年位前でしたか、イタリアで偶然、ホテルも、レストランも外務官僚と同じになった事がありました。当時の極東アジア局長なるやり手の方がイタリアに訪伊した折の接待だったようですが、聞けばホテルの部屋はスイート。食事も一人二万円以上はします。その必要があるのでしょうか?彼らが使うのは経費と称して税金を使うのですから。 国民がきちんと納めた税金の使途を監視する機関を導入するべきです。 収めた税金の使途不明金をゼロにするだけで、年金にかなりの税金を投入する事も可能になります。医療保険もしかりです。 家庭経済の基本はすなわち企業にも、国の経済にも当てはめる事が出来る、発想の転換が必要なのでは? 私が納めた税金一円の無駄も無く、有効に使って欲しい。そう願うのは私だけでは決してないはずです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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