ＳＡＬＯＮ　ＤＥ　ＪＩＮ

人が美味しい物を求めるパワーとエネルギーは想像を絶するものがあります。

そのエネルギーこそが経済を潤し人を幸せに豊かにしてくれます。
一口ほうばった時の瞬間を文章にして語るなんて愚のコッチョウ！です。
お口の中は幸せで、その瞬間は何もかも忘れ心さえも、その事だけで生きていて良かったと思う。

食いしん坊の私の食にそそぐ愛情以外の何物でもないのですが。。。


そして、うなぎを求めて雨の高速をドライブ。。。

お相手は、残念ながら？父です。
極たまにですが、私のスケジュールを全て排除して、父と時間を共有する事にしています。
生き字引のような人です。
経済活動を二年程前まで真摯に勤め上げた見上げた根性の人です。

幸せの形は、何であれその人自身が至極の時を感じるその何かで十分です。
選択肢も様々その時その瞬間でもかまわない。。。

その幸せを感じたくて走ってしまいました。

しかし、いつものお味とは違うのです。
心が足りない？。。。
つまり愛情が足りないのです。料理は一発勝負ですから、隠しおおせる事が出来ない。
料理人の全てがこの瞬間に表現されるのです。

恐らく、代替わりの進行途中なのでしょう。
育つまで待てる忍耐が私にあるだろうか？
しかし育つ時間を待てる人こそが文化を育てる。。。これは食に限った事だけではない。

文化人には、まだエントリーも出来そうにありませんが努力はしたい。。。
明日は松茸いただけますもの。。。