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カテゴリ:おいしいしあわせ
忙しい日常に忙殺されてともすると自分を見失いがちな毎日でした。
書類の山積みに不必要なダイレクトメールの山。その中に埋もれ生息を余儀なくされていた私。かなり勇気のいる作業です!整理整頓心がけ6畳の仕事部屋にパソコン二台、プリンター二台、そしてFAK、デジカメなぞ何台あるのやら?。。。を起死回生をスローガンに掃除をし書類の整理し、恐らく体中から火花が飛んでいたに違いないのですが、それでもやる時はやらなければならないそれが仕事ですから。そんな様子を我が夫は横目に軽く流し、「そんなに仕事ばかりしなくても。。。僕が落ち着かない」、本当にお気の毒ですが、私は一度走り出したらもう止まる事など出来ないのです。そして私の口から出た一言は「仕事は死んだってしなくてはいけないの!やるべき事が目の前にあるのだから。それが私の生き方!」と叫んでいたのです。本当に恐ろしい女と自分でも思います。 食事を作る余裕などほとんど無く、各自自前で努力されたしとお達しを出した始末。かつての私には絶対に有り得ない事です。 デスクに向かい名刺を整理していると真っ赤な名刺が目に飛び込んできました!!! 巴里で偶然に出会った女性の名刺でした。私も仕事で巴里に飛び、彼女も仕事で巴里に飛び、ほんの少しの余暇の合間に出会った女でした。 意気投合し、お茶を頂ながら自然に身の上話をしたりして。。。かなりおかしな進行状況。 それでも心は弾み楽しく時間が流れ、成り行きで夕食をご一緒する事になったのです。 彼女が私の宿泊先のホテルにお迎えに来てくださり、キャビアカスピアのドアわ開けたのです。オープンザドアー!では無いけれど。女一人で行ける雰囲気の店は巴里には少ないものです。日本は女が一人で生きるのも食事をするのも楽な環境かもしれない。。。 私達の出会いはキャビアが取り持つ強烈なご縁だったのです。 そして日本での再会を約束してはや数年。 久しぶりに思い至って連絡をいれてみました。 短い会話でしたが、変わりなくされて相変わらず、超多忙な様子でした。。。 きっと毎日午前様なのだろうと思わせる声が電話の向こうにありました。 もしかしたらお互い様であちらもそう思っているかもしれない。 巴里を思い出した時彼女が必ずそばにいるのです。 食いしん坊所以か?私の巴里での出来事そして恋なのです。(女が女に惚れるって存在するのです) その恋も会わずにいた時間が、より思い出を引き立たせてくれたのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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