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カテゴリ:納得いかない
久しぶりにホテルオークラ。
学生時代は覚悟をきめて、ドアマンにいざなわれるホテルの格式があった。 そして今日、緊張感もなく、すっぴんでミュール。 ヘアーを整える時間なし。 したがってヘアーバンドでごまかす。 少し前ならこんなことは通用するホテルではなかった。 ロビーには、高齢者。 仕事ができそうなバリバリの仕事人は見受けられない。 少なくても私には、そう見てとれた。 カメリアに行くも、ゲストを素早く席に案内する様子は無い。 明らかに、派遣若しくは、アルバイトのお仕事。 味も数段落ちていた。 残念でならない。 かつて私が挙式をあげたホテルでもある。 ふと口を滑らし、思いを伝えると、マネージャーを呼びますか?と尋ねられた。 もちろんNO。 なぜなら、もうすでにこのホテルの上客になりたいという願望もないし、勤めも無い。 客なんてそんなもの。 息子の経営するカフェレストランも、クレームを頂いたお客様はほとんどの場合い次回につながらない。 以前は、客が店を育て、店がそれに有り難く答える努力をした。 貴重で優雅な文化は崩壊しつつある。。。。。。 一方、二年後に閉鎖するホテルパシフィック(品川高輪口再開発のため) こちらのサービスは日増しに改善され良くなっている。 隣組の私としてはとても嬉しい。 一流と二流の上の間を行きつ戻りつしたこのホテル。 私は好きです。 無論利便性もあるけれど、場所柄対応が敏速。 私の顔は勿論、ボンボントリオの顔も覚えていてくれる。 ただし決して上客ではない。 これが、このホテルの営業ポリシーなのでしょう。 私の愛したホテルが消え行く様は悲哀さえ感じる。 九段下にあった、オークラが経営を委託されていたホテルもその一つ。 学生時代を市谷で過ごした私には当然かも知れない。 ただし、この時はあのホテルのドアをいつかくぐってみたい。。。。。 そう漠然と思っていたにすぎない。 今は時代もより加速化され、外資になめられ、日本古来のサービスの行き場がなくなりつつある。 この現象にストップをかけられるのは良識のある、一個人かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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