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村全体が復旧できなくて長岡に全村避難することになった山古志村という所があります。
そこは今自然にできたダムで家が水没している地区もありますし、 地区の家が90%全壊してしまったところもあります。 つい2・3日前にやっと道路の復旧工事がとりあえず終わり、 避難している長岡にやっと車を持ってくることができた地区の人達もいます。 そこの村のある家での出来事ですが、 地震のあった10月23日は土曜日で、普段は11人家族みんなで一緒に夕ご飯を食べる事がないそうなんですが、 その日は珍しくみんなで一緒に食べようとしていたそうです。 しかし、その家のワンちゃんがあんまりワンワンと吠えるので、 まず、お母さんが様子を見に行きましたが、どうやっても吠えるのを止めさせられません。 それで、お父さんと子供達が行きましたが、まだ吠え続けています。 その次にお爺ちゃんやお婆ちゃんが・・・まだまだ吠えています。 結局部屋に居た他の家族もみんな外に様子を見に出てきました。 家族全員が外に出たとたん》》》ガタガタ》》》》》》ドカーン》》》》》 家がつぶれて全壊したそうです・・・。 本当に怖い話です。 家族全員みんな無事でいられたのもワンちゃんが吠えて教えてくれたおかげだそうです。 ワンちゃんはその後、もう吠えるのを止めたそうです。 九死に一生を得た話ですよね。 その後約2時間の間3~5分置きに震度5~6の地震が立て続けに・・・ 2時間後からも震度3~6が10分~30分置きに・・・ 生きた心地がしませんでした。。。 山古志村は電話も断線、携帯はつながらず、道路は寸断、電気ガス水道全部壊滅・・・ 村はどこにも連絡を取れないまま何日か孤立してしまいました。 その後対策本部からの要請により、自衛隊のヘリで長岡まで輸送してもらいました。 しかしその時ペットは一緒にへりに乗せられなくて置いて来たそうです。 一緒に連れてきてあげたかったと思いますが、1400人からの村民の避難なので、 みんなペットを泣く泣く置いて来たそうです。 その後、何回かの一時帰宅の時にそれぞれ連れて来たと聞いています。 しかし、一緒に住めるのはまだ先の事になりそうで、新潟県獣医師会の協力を得て引き上げられるものは全て一時預かりをしてくれることになったようです。 仮設住宅の入居が始まりましたが、まだ全部の完成には至っていません。 まだ体育館での生活を続けている沢山の方達が居ます。 体調を崩しやすい季節ですので頑張って欲しいと思います。 ちなみにこの山古志村は地震前から決まっていたのですが、 2005年4月から長岡市に統合されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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