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日本と世界を行ったり来たり

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2018年02月07日
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カテゴリ:バンコクライフ
毎週のように、
「記録的な寒波が押し寄せ...」との報道や、
北陸地方の豪雪の様子のニュース映像から、
日本の寒さが充分感じられておりますが、

バンコクも、
東アジアの寒波の影響を受けているのでしょうか、
今週に入り、大変涼しいです。
12月に比べ、昼間の日差しは、確実に強くなりましたが、
短パンで外をうろつくのが、ためらわれる感じです。

今週初めからの、株価の暴落に肝を冷やした方も、
多いのではないでしょうか。
本日現在、なんとか下げ止まっているみたいですけどね。


さて、バンコクでは、
主に路線バスを利用して、生活しております。

タイの皆様は、根は正直で、親切な方が多く、

スクンビット通りのような「都心の中の都心」を走っていたり、
高校生・大学生が利用客の大部分っていった路線、​以外​では、

混んだ車内で、少しでもお互いに快適に過ごせるよう、
路線バスの車内では、皆さん気を使っておられます。

途中の停留所から、中年以上のお客さん(特に女性)が乗ってこられて、
また、赤ちゃん連れのお母さんが乗ってこられて、
空席がないような場合、
さっと席を譲っている人を、
ほんとうによく見かけます。

私も、時々席を譲っていただくことがありますし、(たいていはありがたく座らせていただきます。)
私が譲って差し上げることもあります。

無機質な空気が流れがちな、高架鉄道(BTS)や地下鉄とは、ちょっと違っている気がします。

何年も住んでおりますと、
日本とは違う人々のふれあいの様子に対し、
驚きが少なくなってきて、
慣れて生活が楽になっている反面、
ちょっと寂しい感じもしないではありません。

でも、最近、今まであまり経験したことのないような、
人々のふれあいを目撃しましたので、
ご紹介いたします。

さて、最初のエピソードは、
冷房の路線バス(13バーツ均一料金)の中で。

座席にお座りのあるおばあさんが、
目の前に立っているお嬢さんが持っている、
アケビに似た果物に目をとめ、
お嬢さんに、「一つ欲しい」って所望されたようなんですね。
別におばあさんとお嬢さんは、知り合いでもなんでもなく、
偶然同じバスにのりあわせた、という感じ。
所望されたお嬢さんは、
ちょっとびっくりはされたかもしれませんが、
別に嫌がる風でもなく、果物を一つおばあさんに差し上げておりました。
もらったおばあさんは、「ありがとう」とお礼を言ったのち、
バスの車内で、その果物をお召し上がりでした。
(BTSや地下鉄と違い、路線バスの車内での飲食は別に問題ないようです。)

次のエピソードは、
非冷房路線バス(9バーツ)の車内で。

赤ちゃんを抱いたお母さんが、乗ってこられました。
すいている車内だったので、空席にお座りになり、料金をお支払いになります。
しばらくして、バスは渋滞の中でノロノロと進みます。
車内はすいているし、渋滞でノロノロ走るから、新しく乗ってくるお客さんはいません。

車掌さんがひまっだったんでしょうね。
50歳かそれ以上の、ちょっといかつい顔系の男の車掌さんです。
赤ちゃんが大好きなタイ人の例にもれず、
かわいい赤ちゃんの顔をのぞき込んだりニコニコしたり。
そのうち、ポケットから20バーツ札を取り出して、
ニコニコしながら、その20バーツ札を赤ちゃんの顔の前で何回か揺らした後、
(何か赤ちゃんに語りかけていたんでしょうね)
お母さんに、その20バーツを差し上げていました。
お母さんも、すごくビックリされるわけでもなく、
「コップンカー」って、20バーツを受けとっておられました。

その車掌さんとお母さんが知り合いだったという感じはしませんでしたし、
お母さんも赤ちゃんも、ふつうの身なりをされて、ふつうの手回り品をお持ちでしたので、
けっして、「貧しい人を援助する」タンブンのようなものでもないと思います。

タイの皆様の、日本とは違った人々のふれあいを目にし、
大変感動いたしました。





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Last updated  2018年02月07日 17時39分13秒
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